遂に舞台に出演する10人が発表!総合1位は?そして脱落したのは…『主役の椅子はオレの椅子』
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 俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#12が、12月2日(水)夜10時~ABEMAにて放送。オーディション合宿最終日を迎え、オリジナル舞台に出演する10人と、最後の脱落者が発表された。

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 『主役の椅子はオレの椅子』は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」とABEMAがタッグを組んで贈るオーディション番組。若手俳優たちが舞台の主役の座をかけて臨む、オーディション合宿の模様を追っていく。今回の合宿で講師を務めるのは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎。候補者たちは、審査ごとに設けられているポイントが加算されることで評価され、最終的に10人に絞られる。

 勝ち残った10人に与えられるのは、オリジナル作品の舞台への出演権。さらに、主役の座を勝ち取った者は、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務める映画の出演権も手にすることができる。番組MCを務めるのは、尾上松也石田明NON STYLE)、生駒里奈HinaFAKY)。

1位は園村将司!下位の常連メンバーも5位以内に続々ランクイン

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 オーディション合宿最終日、ここまで勝ち残った11人の候補生たちは、最終審査となる「現代版太郎」の上演に臨んだ。舞台を上演するにあたり、総合順位をもとに3チームが編成され、すでに脱落したサポートメンバーもバックアップ要員として参加。合計6人で脚本から演出、出演に至るまでのすべてを担い、舞台を作り上げた。本審査は、個人得点とチーム得点がそれぞれ付与される仕組み。個人は最高100ポイント、チームは最高50ポイント、合計150ポイントを獲得するチャンスとなっていた。そして、これまでの累計ポイントに本審査のポイントを合計し、舞台に出演する10人が決定。講師の丸尾により、総合ランキング1位の者から順に名前が呼ばれ、講評が行われた。

 第1位に輝いたのは、園村将司。最初から最後まで上位をキープし続けた園村が、堂々のトップに立った。総合得点は846ポイント。最終審査も合計140ポイント(個人95ポイント/チーム45ポイント)と、かなりの高得点を獲得した。丸尾は「チームとしても個人としても、すごく高レベルなものを見せてもらったと思います」と、いじめをテーマとした園村らの「現代版桃太郎」を絶賛。さらに、現時点で主役に一番近いポジションにいるのは園村だと断言。「元々持っている明るい部分、そしてしっかりドラマを引っ張る力、感情を出す力、すべて現時点では園村がふさわしいと思う」と褒めちぎった。

 続く第2位には、髙橋祐理がランクイン。髙橋は序盤の総合ランキングで最下位に沈んだこともあったものの、後半で見事な巻き返しを図り、総合得点は781ポイント、最終審査は合計118ポイント(個人83ポイント/チーム35ポイント)という結果に。丸尾は「髙橋の演技を見ていて初めて感情が動きました。泣けそうな気がした」と最終審査での芝居を高く評価した。

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 第3位には、何度も脱落の危機を乗り越えてきた飛葉大樹が選ばれた。大逆転の決め手となったのは、最終審査で見せた悪役の芝居だ。飛葉が最終審査で得た個人得点は、11人の中で最高となる98ポイント。丸尾は「舞台上の飛葉は別人に見えた。線が細い印象があったが、それも全くなくなって、演技がすべてつながっていて、不自然なところが1つもなかった。飛葉はとても役者の素質があると思う」と最高の褒め言葉を送った。さらにチームでも45ポイントと好成績を収め、合計143ポイントを獲得。最終的な総合得点は768ポイントだった。

 第4位に選ばれた三浦海里もまた、序盤は苦戦を強いられていた1人。後半になるにつれ順位を伸ばし、最終的には総合得点767ポイントを獲得した。最終審査は合計100ポイント(個人70ポイント/チーム30ポイント)とまずまずの結果に。丸尾は三浦の「ドラマを引っ張る力」を評価しつつ、「心の中身と外を比べると外の方が強すぎて、悪く言えば自分に酔っているような演技に見えてしまう。三浦にはもっと深さがほしい」と改善点を挙げた。

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 第5位には、総合得点733ポイントを獲得した曽田陵介がランクイン。0ポイントに終わったダンス審査をはじめ、悔しさを噛みしめた場面も数多くあったが、最終審査では129ポイント(個人84ポイント/チーム45ポイント)と大きく得点を稼いだ。丸尾は「このオーディション合宿で誰が1番成長したかというと、曽田だと思う」と努力を称賛。続けて「最初は線が細く、どうしても重心が軽い印象があったが、今日の舞台では全くそんなことはなかった。声もしっかり出ていたし、存在感もすごくあった。感情もよく出ていた」と高評価を口にした。

6位以下のランキングも大混戦!脱落が危ぶまれていた候補生の運命は…?

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 第6位に選ばれたのは、総合得点702ポイントの河島樹来。これまで安定して上位に入り続けてきた河島だったが、最終審査における得点は85ポイント(個人55ポイント/チーム30ポイント)と振るわなかった。丸尾は「言葉はすべて聞こえるし、何も悪いところを言えばないかもしれない。ただ、いいところもない」とピシャリ。その上で「もっと自分だけの色を探して冒険していかないといけないと思う。必ず特別なものはあるから」とアドバイスを送った。

 第7位で名前を呼ばれたのは、中三川歳輝。11日目時点の総合ランキングで最下位だった中三川が、10位内に滑り込んだ。最終審査での得点は合計111ポイント(個人81ポイント/チーム30ポイント)と比較的高く、丸尾は「中三川はすごく可能性にあふれている役者だと思う。今日の舞台上での中三川を見て本当に虜になりました」とべた褒め。続けて「どんな役でもやっていけるんじゃないかと思う。これからも真っすぐ伸びていってほしい」と今後の活躍に期待を込めた。なお、総合得点は695ポイントだった。

 第8位は、総合得点692ポイントの松井遥己。最終審査の合計得点は87ポイント(個人52ポイント/チーム35ポイント)と伸び悩み、11日目の総合ランキングから2つ順位を落とした。丸尾は「再三松井には、何かを変えないといけないと言ってきたが、それへのアプローチがすごく物足りなかったです。今日やったことはできるのはわかっている。今までの自分にない色、キャラクター、何かを見せようともっとしないと。そのスタンスだと必ず1位にはいけないと思う」と厳しくも愛ある助言を行った。

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 第9位には、11日目の総合ランキングで10位とギリギリの位置にいた、清水田龍がランクイン。序盤の体力審査などで得点を稼ぐも、精神力審査などに苦しみ、終盤は下位に転落していた。丸尾は「ダンス、細かな演技、いろんな改善点はある」としながらも、舞台上での存在感や、中間発表の際に注意した声の大きさが改善されていたことなどを挙げ、「それ以上に可能性を評価しました。もしかしたらとてつもなく高い場所までいけるかもしれない」とコメント。総合得点は586ポイント、最終審査での得点は102ポイント(個人67ポイント/チーム35ポイント)という結果になった。

 最後の舞台出演者は、第10位の森田力斗に決定。総合得点は675ポイントだった。なんとか脱落を間逃れた森田だったが、最終審査における個人得点は48ポイントと低く、丸尾は「物足りない」とバッサリ。「森田は個性があると言い続けてきたけど、それが悪いクセになって出てしまっていた」と指摘した。その上で「今までの合宿を見てきた中で、心に正直な演技をした時、芯の太い演技ができたから、森田には素質があると思う」と語り、「早く自分の演技というものをもっと見つけてほしい」と激励した。

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最年長の久保雅樹が最終日にまさかの脱落「最高の10人やと思います」

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 そして、最後の脱落者は久保雅樹に決定。総合得点は664ポイント、最終審査は合計75ポイント(個人40ポイント/チーム35ポイント)だった。中間発表の際に指摘されていた、声の大きさなどの課題点を克服できなかったことが、得点に響く形となった。丸尾は「他の10人と久保を比べるなら、成長の差だと思う。久保、残念だがここで脱落だ」と告げた。

 久保は丸尾の言葉に、神妙な面持ちでうなずいた。そして「この合宿は1位の座を勝ち取りに行かなきゃいけない内容なのに、いつからか誰が1位でも納得できるなと思ってしまった」と敗因を分析。最後には「本当に最高のメンバーと2週間過ごせたなと思っています。すごい楽しかったです。めっちゃ悔しいですけど」と合宿生活を振り返り、「最高の舞台を楽しみにしています。この10人に僕は何の文句もないです。最高の10人やと思います」と舞台の出演権を掴んだ10人にエールを送っていた。

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 次回以降、舞台の出演権を手にした10人の若手俳優たちは、主役を決めるオーディションに進む。劇場の舞台を使用した本格審査がスタートする『主役の椅子はオレの椅子』#13は、12月9日(水)夜10時~放送。なおABEMAビデオでは、「現代版桃太郎」のノーカットバージョンを公開中。さらに『主役の椅子はオレの椅子』公式ブログでは、19名の若手俳優が合宿中の心境を赤裸々に綴っている。

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