映画『サイレント・トーキョー』公開直前イベントが2日、都内で行われ、主演を務めた俳優の佐藤浩市（59）、共演した女優の石田ゆり子（51）、俳優の西島秀俊（49）らが登場した。
同作は、クリスマス・イブの東京で突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件と、その事件に巻き込まれた人々の群像劇を空前のスケールで描き出す、予測不能のサスペンス・エンターテイメント作品。
今年で俳優生活40周年を迎えた佐藤は、東京を再現した大規模なセットでの撮影を振り返り、改めて思わせられたことがあるという。「（東京を再現したセットの中で）展開される撮影。やっぱりそれは特殊効果の連中も含めて、エキストラのみんな、人間力だなと。やっぱり映画を作るということは人間力なんだ、ということを改めて感じていただける作品じゃないかと思います」。
【映像】スクランブル交差点を再現した圧巻のオープンセット（01:20～）
渋谷のスクランブル交差点でのシーンは、栃木県の巨大オープンセットで撮影され、連日1000人近くのエキストラが参加したという。西島は「ある事件が起きるんですけれども、その瞬間起きたということをみんなで同時にやらないと、一人誰かがボーっとしているともうそのシーンは上手くいかないんですね。それだけ1000人以上の皆さんと集中してこのシーンを撮れたっていうことが、すごく自分にとって大きな経験だったなと」と撮影を振り返った。
この日のイベント前には、2階建てバスに乗り、映画の舞台となった渋谷の街を巡ったというキャスト陣。そのバスの中での様子について石田が「若者グループとそうでもないグループ、その間で『渋谷パンテオン』を知っているとか知らないとか、そういう感じでちょっと対立しました」と明かすと、佐藤は「対立はしていないでしょ」と苦笑していた。
（ABEMA／『ABEMA NEWS』より）
