これまで数々の伝説を生んできた、漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ2020」の準決勝が2日、都内で行われ、9組のファイナリストが決定した。
去年の決勝で、審査員のダウンタウン松本人志から「ツッコミの人が笑いながら楽しんでいる感じがそんなに好きじゃない」と酷評されたお笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政は「去年松本さんに『ツッコミが好みじゃない』と言われたことを忘れたことはないので、今年は褒められたい」と意気込みを語った。
今年のR-1王者・マヂカルラブリーの野田クリスタルは2017年のM-1決勝で審査員の上沼恵美子から「よう決勝に残れたな」と激怒の評論を食らったことがトラウマになっているといい、「名前を呼ばれたとき、嬉しいとともにあの時の恐怖がよみがえって決勝がトラウマになって、僕らだけそんなに喜べていない」と会場の笑いを誘った。
芸歴20年でR-1常連のおいでやす小田は、先月25日に開催決定会見が行われた「R-1グランプリ2021」のルールの変更に伴い出場権がなくなり、「R-1は芸歴10年以上は出られない?M-1は決勝(進出)…なんやこれは!」と複雑な気持ちを叫んだ。
ファイナリストが発表されたあと、2年連続で決勝進出を決めたオズワルドの伊藤俊介を兄に持つ、女優の伊藤沙莉が自身のTwitterを更新。「#決勝進出おめでとう」と添え、「頑張れ兄ちゃん!!!!!」と兄へエールを送っている。
準決勝で惜しくも敗れた、M-1去年3位のぺこぱ・松陰寺太勇は「ロンリネーーーーース!!!無念!!!」と自身のTwitterを更新。続けて、「俺らはまだ諦めない。ピューウ♪」と敗者復活にかける思いを綴っている。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)