この夏放送され話題を呼んだ次世代K-POPアーティスト誕生の過程を描く観察型リアリティー番組『I-LAND』。この番組から誕生した7人組グローバルボーイズグループ「ENHYPEN」に密着した、全4回に渡る特別番組『ENHYPEN&Hi』の最終回が12月2日（水）、ABEMAにて放送された。
最終的なグローバル視聴者投票とプロデューサーの選択により『I-LAND』からENHYPENとしてデビューを決めたのは、JUNGWON（ジョンウォン）、JAY（ジェイ）、JAKE（ジェイク）、NI-KI（ニキ）、HEESEUNG（ヒスン）、SUNGHOON（ソンフン）、SUNOO（ソヌ）の7人。『ENHYPEN&Hi』最終回のこの日は皆でENHYPENへの思いを綴った手紙を読み合ったり、デビューショーに向けての練習シーンなど、彼らの素顔が映し出された内容となった。
▶映像：「僕たちは一つ。忘れないで」ENHYPEN、メンバー同士の手紙に涙…リーダー決めの会議も
番組冒頭は前回の続きで、夜の野外BBQを楽しむ様子からスタート。食事の後はそれぞれがENHYPENや仲間への思いを綴った手紙を読む時間も。焚き火を囲み、一人ひとりが自分が書いた手紙を読みながら、それを聞くメンバーたち。「ENHYPENは家族のような存在」「僕たちは一つ。忘れないで」「デビューを成功させよう」などこれまでの日々を共に過ごした仲間に向けた思いが綴られていた。
翌日は、皆で黒いマスクをつけショッピングへ出掛けたメンバーたち。服やアクセサリー、バッグなどを選ぶプライベートな様子が映し出され、その後は皆で鮨やうどんといった日本食を楽しむ姿も。それと同時に、11月30日のデビューに向け、デビュー曲のMV撮影も進む。撮影した映像を皆で確認しあい、「手はこうやったほうがいいね」「センターが合ってない」などより完成度の高い作品にすべくフィードバックしあう7人。撮影が終わったのは夜。最後のシーンを撮り終わりスタッフから「カット！」の声が出ると、皆「お疲れ様でした！」と手を叩いて喜び、全力を出し切った表情を見せていた。MV撮影の合間には、ヒスンがセルフィーでメンバーたちの様子を実況する様子も映った。
別の日には、メンバーそれぞれの性格を分析し、誰がENHYPENのリーダーを務めるべきかを皆で決めるシーンも。用意された質問に対する全員の答えを統合した結果、ジョンウォンがリーダーに決定。他のメンバーたちも拍手で喜んでいた。「チームが大変な時、一番ファイトを与えてくれる」「フィードバックを適材適所で与えてくれる、チームのバランスを撮ってくれる存在」「チームを真っ先に考えてくれる姿をずっと見せてくれた」とジョンウォンを評価しつつ、「プレッシャーになって欲しくない」と気遣う気持ちも見せるメンバーたち。またリーダーとなったジョンウォンは、「チーム全員と距離を感じさせないリーダーになりたい」と抱負を明かしていた。
この日の放送では、デビュー当日の11月30日に日韓同時放送された『ENHYPEN DEBUT SHOW : DAY ONE』のリハーサル風景も映された。髪を切りメイクも決めて、本番同様に真剣な表情でリハにのぞむメンバーたち。この日のために約2ヶ月間努力を重ねてきたわけだが、「ついに皆さんに見せられるという嬉しい気持ちがある」「ステージでミスをせずに、今まで練習してきた通り、成長した姿を見せられると思う」と思いを語っていた。
そしてついに『ENHYPEN DEBUT SHOW : DAY ONE』の当日、ENHYPENがデビューする日に。楽屋で準備をしながら見せる少し緊張した表情や、ステージが始まる前に皆で手を重ね気合いを入れるシーンなど貴重なバックステージの様子も映し出された。ショーを無事終えると皆すがすがしい表情でカメラの前に立ち、リーダーのジョンウォンを中心に「今、正式にデビューしました」「これからもっと色々楽しいコンテンツもあると思います。一生懸命頑張るENHYPENになりたいと思います。バイバイ！」と挨拶。カメラの前のファンに大きく手を振っていた。
番組最後には「アイドルになるために今まで大変な道を歩んできましたが、デビュー前からENGENE（ファン）の皆さんと一緒に作り上げて成長する感じがします」「これからも皆さんに良い姿を見せたい」「これが最後ではなく、僕たちの活動は始まったばかり」「ENGENEの皆さんとこれからももっと会話できるように頑張りたい」とこれからの抱負を語っていた7人。ENHYPENのこれからにますます目が離せなそうだ。
ABEMAでは、デビューを果たした彼らの姿を追う『ENHYPEN CONNECT TO JAPAN－デビュー記念特番！』も12月5日に放送された。
