5日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』（ABEMA）が放送され、競馬のレース中における騎手同士の「会話」について解説があった。
この日は「レジェンド騎手藤田伸二ガチンコトーク 競馬界の真実」と題して、累計勝利数1918勝、重賞通算勝利93勝、フェアプレー賞、特別模範騎手賞など数多くの記録を打ち立てたレジェンド騎手の藤田がリモートでゲスト出演し、忖度なしのトークを展開。
竹山が「乗っている途中で危ない乗り方をしたら、レース中に『おい！』って怒ったりするんでしょ？」と問いかけると、藤田は「もちろん！」と即答。
▶映像：藤田伸二、レース中の騎手同士の会話を解説（1時間頃～）
「レース中にジョッキーはなにをしゃべっているんですか？」という問いかけに、藤田は「基本無言」としながらも、馬が急に斜め前に斜行をしてきた際に声を上げたり、レース前のゲートに入った際に「この馬、スタートしたら絶対に右に行くので、右行ったらすみません」といった会話をすることもあるのだとか。
レース中の会話については危険なときの「危険回避」としておこなわれると解説をする藤田は、「そういうときには絶対に声をかけます。たとえば急に横からビュッと寄ってきたら『おい！』と、それは言います」と説明をした。
「だって自分は怪我をしたくないし、落馬もしたくないじゃないですか」と語る藤田に、竹山が「下手したら人間が死んじゃう可能性もあるからね」と補足。藤田は落馬などで重大な怪我をしたり亡くなってしまう騎手もいるとして「明日は我が身ということもあるし、ひとつの動きがそれだけ危険を招く」と、自身がフェアプレーにこだわっていた理由だとも語っていた。
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