いま、鶴の恩返しならぬ、美しいカラスの恩返しがネットで話題を呼んでいる。
その主人公である“全身真っ白”なハシボソガラスと飼い主の出会いは、偶然だった。動画の投稿者は狩猟免許を持った男性。今年の狩猟者登録を済ませ、カラスの駆除を行っていたところ、この白いカラスに出会ったという。本来なら駆除の対象となるはずが、先天的にメラニン色素が欠乏したアルビノであるこのカラスをどうしても駆除することができず、飼養していくことを決めたそうだ。
アルビノであるために日光にあまり当たることはできず、目もよくない。しかし、一緒に生活を始めてみると、いたずら好きで甘えん坊など意外な一面も。さらに、大きなくちばしを器用に使って洗濯物を畳むという妙技を披露し始めた。
カラスの生態を研究する東京大学の樋口広芳名誉教授によると、カラスはとても人懐っこく、人のやることを真似することがあるという。
思わぬ出会い、そして思わぬカラスの才能に対して、ネットからは「カラスの恩返し」「うちに派遣してほしい」などの反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)




