俳優の岡田健史に密着したドキュメンタリー番組『MILLENNIAL /ミレニアル』が、12月10日(木)よる9時からABEMAにて配信された。俳優を目指し19歳で福岡から上京し、絵を描くことに目覚めたという岡田が、番組内で自画像を披露した。
▶映像:絵が得意な岡田健史が描いた自画像…才能溢れる画力&発想力に驚き
『MILLENNIAL /ミレニアル』は、2000年代以降に成人を迎えた、もしくは迎える世代である“ミレニアル世代”に特化した、ABEMA初となるオリジナルドキュメンタリー番組。さまざまな分野で活躍する“ミレニアル世代”の若者に密着し、彼らの等身大の姿を同世代の視聴者に向けて届けていく。その初回を飾ったのが、2018年に放送されたTBS系ドラマ『中学聖日記』で鮮烈なデビューを果たし、その後も話題作に続々と出演している岡田健史だ。
上京し役者としての才能を開花させる一方で、岡田は自分の新たな一面を発見したという。それは、絵を描くのが好きだということ。そんな岡田に、密着取材の最後、「今の自分」をテーマにカメラの前で初めて絵を描いてもらった。岡田が描いた自画像は、一風変わっていた。まず目に飛び込んでくるのは、大きな扉。その前に立っている小さな人間が、岡田自身だそうだ。
通常、自画像というと、その人物の顔が大きく描かれているのが一般的だ。岡田はなぜ、このような絵を描いたのだろうか。「こういう感覚、作品に入る前とかしょっちゅうあるんですよ。自分を超えようとする瞬間を表現してみたいなと思って」と、岡田は絵に込めた想いを語った。視聴者からは「すごく上手い」「多才すぎる」「発想がすごい」などの声が寄せられていた。
岡田の両親は、役者を目指すことに反対だった。初めて親とぶつかり、泣きながら「役者になりたい」と訴えたという岡田。そんな時、背中を教えてくれたのが、高校時代に所属していた野球部の監督がかけてくれた「選んだ道を正解にしていくのが人生」という言葉だったという。岡田は「その言葉があったから、僕は東京に行く勇気を持って踏み出せた」と当時を振り返る。
「またここ数年で、僕は大きな扉を開けようとすると思う」。そう語る岡田に「扉の向こうにはどんな景色がある?」と尋ねると、「わかんない。それを見たいから開くんだと思います」との答えが返ってきた。まだ見ぬ世界へ続く扉を開けた時、岡田はどんな芝居を見せてくれるのだろうか。今後の活躍からますます目が離せない。
次回の『MILLENNIAL /ミレニアル』は12月17日(木)よる9時から配信。香港出身の父と日本人の母を持ち、型にハマらないスタイルが若者を中心に多くの反響を呼び、歌手やモデルなどマルチに活躍するYOSHIに密着する。