12月25日に公開される『映画 えんとつ町のプペル』の完成披露試写会が13日、都内で行われた。
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(40)による絵本『えんとつ町のプペル』をアニメーションで映画化したこの作品。厚い煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、えんとつ掃除屋の少年・ルビッチと、ゴミ人間・プペルの「星を見つける旅」が描かれている。
主人公・ルビッチの声を担当した女優の芦田愛菜(16)は、改めて、映画を通して考えさせられたことがあるそうだ。「今までプペルって友達とは何かさえ知らなかったのに、ルビッチと出会って友達を知って、ひどいことを言われても『友達ですから』って言えるっていう、その2人の関係がすごく素敵だなと思って。本当の友達ってなんだろうなってすごく考えさせられました」。
芦田を主人公の声優に抜擢した理由について、原作者の西野は、コロナ禍という現状も関係していると明かした。「映画をご覧になられる方はおそらく今年1年のご自身の活動と照らし合わせながらご覧になられるだろうなと。その時に、ルビッチのセリフに、言葉に、微塵の嘘くささもあっちゃだめだなと。じゃあ誰にお願いしようかなと思ったときに、ルビッチっぽい人。見た目が可愛らしくて、やっぱり芯が通っている人っていうと、もう芦田さんしかいないと思って間違いなかったです。最高でしたよね」と絶賛。続けて、「本当に最高だったんです。“本当に”って言ったらダメらしいですね、会見とかで。あまりよくないんですよ。会見で“本当に本当に”を繰り返すとちょっと嘘くさくなるっていうのを僕は渡部さんの会見で覚えました」と笑いを誘った。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)