全編Zoomで制作された史上初のZoomホラー『ズーム/見えない参加者』(配給:ツイン)が、2021年1月15日(金)より、新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイント他にて全国公開することが決定。離れた者同士が繋がって会話を楽しむ事ができるZoomに、もしも悪霊が参加したら…。新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス、いつものノリで「Zoom交霊会」を始めた6人グループに、次々と異変が起こる!恐怖から逃げようにも、ロックダウン下では外に出られない、安全なはずのステイホームも悪霊の前では機能しない…。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか―?!
未曾有の非常事態が生んだ、初のZoomホラーを手掛けたのは、弱冠17才で初監督を務めた『Strings』(12・未)が、英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞した逸材ロブ・サヴェッジ。友人たち同士で実際に行ったオンライン飲み会で、監督が仕掛けたいたずら動画がネット上で拡散され、米最大のホラー配信サービスShudderで映画化。配信直後、多数のメディアに注目され、ホラーのヒットメーカーであるジェイソン・ブラムも自身のTwitterで「最高傑作!!!!」と大絶賛!本作をきっかけに、サヴェッジ監督はブラムハウスプロダクションと3作品の契約を結び2020年11月13日から新作の撮影に入っている。今回はそんなジェイソン・ブラムのヒット作品を紹介する。
密室サスペンス・スリラー『パラノーマル・アクティビティ』(2010年公開)
全世界で社会現象を起こし、ジェイソン・ブラムの名を一躍有名にした『パラノーマル・アクティビティ』。アメリカでわずか12館で公開され、全米初登場48位だった作品が、公開5週目にして全米1位を獲得。製作費約135万円という低予算で製作されたのにもかかわらず、世界興行収入180億円を記録した。本作はゲームデザイナーのオーレン・ペリがジェイソン・ブラムとタッグを組み初監督&脚本を手掛けた。スティーヴン・スピルバーグが本作を絶賛し、ハリウッドでリメイク化を試みたもののこれ以上の作品を作るのは不可能と諦める程という伝説を持つ作品。
ストーリー
平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップル。しかし毎晩寝付いた後に家の様子がいつもと変わっていることに気づく。少女の頃から不可思議なことが起こり続けているケイティは、その原因が自分にあるのではないかと感じていた。彼女の恋人であるミカは自分達の家に起こっている“何か”を突き止めるため、生活の一部始終をビデオカメラで撮影することにする。真夜中、2人が眠りについた後、何が起きているのかー。ビデオには衝撃の映像が映っていたー。
アクション・スリラー『パージ:エクスペリメント』(2019年公開)
一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”がある近未来のアメリカを舞台にした『パージ』シリーズ。映画第4弾にして前日譚となる本作では、パージ法がいかにして施行されることになったのか、最初の実験が描かれる。本作は前作で監督&脚本を務めたジェームズ・デモナコが脚本、監督にジェラルド・マクムーリーを加え、シリーズ前作と同様にジェイソン・ブラムも製作に携わっている。
ストーリー
21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。それは、一年に一晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる“パージ法”だった。反対デモが起きる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定する…。ニューヨーク州の孤島という閉鎖空間で、突如住人たちを対象に行われた恐怖の実験とは…。
サプライズ・スリラー『ゲットアウト』(2017年公開)
アメリカのお笑いコンビ“キー&ピール”のジョーダン・ピールが監督・脚本を務め製作にはジェイソン・ブラムが携わっている。低予算ながらも全米初登場でNO.1大ヒットを記録し、監督デビュー作にも関わらず米映画レビューサイトで99%大絶賛され、アカデミー賞4部門にノミネートし脚本賞を受賞した。映画の常識を覆すサプライズ・スリラー映画となっている
ストーリー
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティーに多くの友人が集まるが、なぜか白人ばかり。そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようとするが…。
全編Zoom撮影ホラー『ズーム/見えない参加者』(2021年1月15日公開)
史上初全編Zoomにて撮影され、配信された途端米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」で満足度100%を叩き出した本作。多数のメディアに注目され、ジェイソン・ブラムも大絶賛した。誰にでも起こりうる恐怖を描いたSNSホラー。
ストーリー
新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。6人の友人グループはロックダウン中も週に1度はZoomを介して定期的に集まろうと約束を交わす。ある時、グループの1人、ヘイリー(ヘイリー・ビショップ)が霊媒師をゲストに招き、みんなで「Zoom交霊会」をしようと提案する。メンバーはヘイリーの新しい提案にのり、いつもの飲み会のノリで和気あいあいと交霊の儀式を始める。部屋の照明を落とし、ろうそくを用意して、霊媒師の先導で進行していたが、そのうちそれぞれの部屋で異変が起こり出す。霊媒師は除霊を試みたが効果はなく、不気味な現象は次第にエスカレートしていく。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか―?!