今年の年末年始は例年に比べおうちにいる時間が長い人も多いのでは。そんなときにABEMAで配信中の、家族や友だちとも一緒に楽しめるおススメ映画を紹介!
■海賊が隠した財宝を探すべく大冒険の旅に!不朽の名作『グーニーズ』
落ちこぼれの少年たち“グーニーズ”が屋根裏部屋で古い地図を発見。なんとそれは海賊ウィリーが隠した宝の地図だった。早速、彼らは地図が示す岬に向かい、お宝探しを始める。聴けば間違いなく、気分がアガるシンディ・ローパーの主題歌に乗って描かれるキッズアドベンチャー『グーニーズ』。今やハリウッドの巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、脚本は『ハリーポッターと賢者の石』のクリス・コロンバス、監督は『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナーという超豪華なスタッフが勢ぞろい。個性的な子どもたちがそれぞれの特技を生かして、海賊がしかけた罠を切り抜けていく。大人が見ても子どもが見てもハラハラドキドキ満載の大冒険で、痛快なシーンも盛りだくさん。演じているのは、後に『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサム役で知られるショーン・アスティンに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではサノスを演じていた実力派ジョシュ・ブローリン。
■ブラックジョーク満載&可愛すぎるギズモに夢中!『グレムリン』
クリスマス・プレゼントにと父親がチャイナタウンで見つけた不思議な動物のモグワイを贈られたビリー。だがモグワイには、水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、真夜中過ぎに餌を与えないことという三つの誓いがあった。しかし、この誓いが破られたことから、可愛いモグワイは邪悪なグレムリンと化していく…。平和な街が凶悪な怪物によって大混乱になるというSFブラック・コメディ『グレムリン』。ビリー(ザック・ギャリガン)からギズモと名付けられたモグワイがとても愛らしく、思わずキュンとしてしまうほど。その一方で、水がかかったモグワイは増殖し、さらには見るも醜悪なグレムリンへと変身して、街を我が物顔で占領していく。お子様向けと思って見ていたら、傍若無人な暴れっぷりはなかなかキョーレツで驚いてしまうかも。小さなお子様と見るにはブラックジョークが効きすぎなところもあるので要注意。製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。監督は『メイフィールドの怪人たち』などのジョー・ダンテ。ヒロインのフィービー・ケイツは当時21歳、80年代を代表するアイドル女優だった。(その後、名優ケヴィン・クラインと結婚し、今なお仲睦まじい夫婦です)
■面白さがパワーアップ!『グレムリン2 新種誕生』
前作『グレムリン』から6年後に作られた続編『グレムリン2 新種誕生』。舞台をニューヨークに移して、再び見た目はキュートなのに、扱いを間違うと凶悪な怪物へと変身してしまう不思議な動物が巻き起こす騒動を描く。田舎町からニューヨークにやってきたビリー(ザック・ギャリガン)とケイト(フィビー・ケイツ)は、マンハッタンの高層ビル、クランプ・センターで働いていた。ある日、チャイナタウンで拾われたギズモがクランプ・センターの中にある研究所に連れて行かれ、ギズモからグレムリンが大量発生。さらに突然変異し、凶暴化したグレムリンたちがタワーを占領していく。ビリーたちは事態を収めようとするが、巨大ハイテクビルは大混乱に陥ってしまう…。メインキャストに監督、製作陣も続投。前作が大ヒットしたことから面白さ、楽しさもグーンとパワーアップしている。中でもクリーチャーたちはデザイン一新。ギズモは少々大きくなり、グレムリンたちはそれぞれの特徴を色や表情などで出している。そんな凶悪グレムリンたちに対して、可愛いギズモが猛反撃するなど攻防戦も見もの。1を観たら、ぜひ続いて2も一緒に楽しんで!
■トム・ハンクスがCGに!名作絵本を映画化『ポーラー・エクスプレス』
クリスマスイブの夜、サンタの存在などもう信じなくなっていた少年は、ベッドの中でトナカイの鈴の音が聞こえないかと耳をすます。そして真夜中、突然、ごう音とともに大きな蒸気機関車が近づいてくる。驚く少年に、車掌は北極行きの急行“ポーラー・エクスプレス“に乗らないかと誘ってくる…。アメリカの児童文学作家で、日本ではその作品多くを村上春樹が翻訳しているクリス・ヴァン・オールズバーグの名作絵本「急行『北極号』」をフルCGで映画化したのが『ポーラ・エクスプレス』。トム・ハンクスが自らの企画を、『フォレスト・ガンプ 一期一会』のロバート・ゼメキス監督と組んで形にした。特に、俳優の表情や動きをデータ化し、CGに当てはめるパフォーマンス・キャプチャーという技術を使い、トム・ハンクスは主人公の少年、車掌などの5役を担当している。また、原作者自身が製作総指揮に参加。原作絵本のイメージを損なうことなく描かれた、キラキラとしたファンタジックな世界観に引き込まれそう。
■タップダンス姿のペンギンに癒される!『ハッピーフィート』
南極大陸を舞台に、音痴なペンギンの冒険を描いたミュージカルCGアニメ『ハッピーフィート』。心の歌で求愛するという皇帝ペンギの世界に生まれたにもかかわらず、歌うことが致命的にヘタなマンブル。その代わり、タップダンスの腕前は天才的だった。だが、そんな彼のダンスが国に災いをもたらすと考えた長老たちによって、マンブルは追放されてしまう…。歌はダメでも、幸せのパタパタ足(ハッピーフィート)があると困難を乗り越えていくマンブル。そのリズミカルなタップダンスが可愛くって、見ているうちに踊り出したくなるほど。やがてマンブルのタップは、仲間のペンギンたちの心を揺るがし、クライマックスでは迫力の群舞へとつながっていく。このシーンはアニメであることを忘れてしまうことだろう。マンブルの声を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドが演じるほか、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマンら人気スターが声優として参加。監督は『マッドマックス』シリーズで名をあげ、ブタがしゃべる『ベイブ』シリーズも大ヒットさせたジョージ・ミラー監督。
■あのレゴ(R)ブロックの世界が映画に!『LEGOムービー』
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誰もが知ってるおもちゃのブロック、“LEGO®“で作られた世界で平凡な主人公が思いも寄らない大冒険をする痛快なコミカル・アドベンチャー『LEGOムービー』。主人公は、ブロック・シティに住む建設作業員のエメット。平凡で生真面目な彼はひょんなことから世界を救う人物と勘違いされ、バットマンやスーパーマンらの仲間となり、世界征服をたくらむ巨悪に立ち向かうことになる…。とにかく驚くのは登場人物から乗り物、その舞台までほとんどすべてが、レゴブロックで出来ているということ。そんな中に、バットマンやスーパーマンといったDCコミックスのヒーローだけでなくガンダルフ、ダンブルドア、ハン・ソロなど映画好きにはたまらない人気キャラまでが現れて大活躍する。ストップ・モーション・アニメ風に見せながら、実はほとんどがCG。映像も面白いが、大人も子どもも楽しめるユーモアが満載、そして何の取り柄もない青年が成長していく物語にはレゴブロックでできたキャラクターなのに感動せずにはいられない。またボイスキャストも超豪華。吹き替え版も森川智之、山寺宏一ら人気声優たちがズラリ。観たら、子供より意外と大人がハマってしまうかも。