テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は『見なきゃ越せないABEMA!見なきゃ始まらないABEMA!』と題し、「ABEMA PPV ONLINE LIVE(アベマ ペイパービュー オンライン ライブ)」、ドラマ、バラエティからアニメ、ニュースなど年末年始に多彩なジャンルの配信を予定している。
今回は、その中から2020年に反響を呼んだオリジナルドラマのみどころ、さらに2021年に配信予定の最新作をご紹介。
M 愛すべき人がいて
2020年は三種三様の色を放つオリジナル・独占作品が大きな反響を呼んだ。トップスピードの展開が大きな注目を集め、強烈なキャラクターやセリフが社会現象にもなった『M 愛すべき人がいて』。歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描き大ヒットした同名の小説(小松成美著・幻冬舎刊)を原作に、ドラマならではの彩りを加え、壮大なスケールで描いた連続ドラマだ。
春ドラマ満足度ランキング(※1)では「話題性」1位を獲得、さらに最終回ではTwitterの日本のトレンドで1位にランクインし、放送終了後には『Mロス』の声が続出するなど、SNSでも大きな盛り上がりを見せた。また、田中みな実が熱演した狂気に満ちた眼帯姿の秘書、礼香の壮絶な過去に迫る『L 礼香の真実』では、ラストに『M』では描かれなかった2年後が描かれると「どういうこと?」と衝撃の声が続出し、話題騒然となった。
▶映像:ブルマー姿で色仕掛け、気に食わない相手の頭上に植木鉢…礼香の高校時代が怖すぎる
僕だけが17歳の世界で
初回配信の見逃しを含めた総視聴数が3日間で100万を突破するなど、切なくも温かい恋模様が多くの反響を呼んだオリジナル連続ドラマ『僕だけが17歳の世界で』。
17歳の航太(佐野)と幼馴染の芽衣(飯豊)は互いに好意を抱くも、想いを伝えられずにいるなか、航太が突然の事故でこの世を去る。それから7年後、24歳になった芽衣が故郷に戻ると、桜の木の下で死んだはずの17歳の航太と再会するところからストーリーが始まる。限られた時間の“奇跡”と、航太と芽衣を隔てる7年という月日の壁。2人の恋の行方を辿る純愛ストーリーとしてはもちろん、次第に明らかになる航太の死の真相というミステリーの側面も楽しめるファンタジー・ラブロマンスだ。
想いを“今”伝える大切さに気づく本作は、2020年9月に発表された創り手が自ら審査委員となる日本で唯一の賞として1984年に創設された、業界で最も権威ある賞のひとつとされる「第36回 ATP賞テレビグランプリ」の「ドラマ部門」にて奨励賞を受賞し、制作関係者からも一目置かれる作品となった。
17.3 about a sex
ティーンの間で話題を席巻した『17.3 about a sex』は17歳の女子高生3人がオトナへと成長する中で恋にセックスに揺れ動くリアルな機微を描いた青春恋愛物語。
「初体験の世界平均年齢は17.3歳??」とあるサイトに載っていた情報をきっかけにして、彼女たちのなんとなく持っていた"性の価値観"が揺らぎ始める。等身大の女子高生を演じたのは若手女優の登竜門と言われる現役Seventeenモデルの永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨。主人公の母親役は藤原紀香が熱演した。
セックス、避妊、生理、セクシャリティなど10代が周りに相談しづらい悩みやテーマを取り扱っている本作は「学校や地上波テレビでは教えてくれないけど、知っておくべきこと」を学ぶことが出来ると話題を呼び、2020年インスタ流行語大賞(※2)では、上位10位以内に唯一ドラマジャンルからランクインするなど同世代からの圧倒的な支持を集めたほか、20・30代からは大人になったからこその気づきや共感、親世代からは子供との信頼の重ね方や性に対する向き合い方などこれまでにない学びが得られる次世代のドラマと注目を集め、幅広い世代の心を掴んだ。
アンダードッグ
さらに2021年も元旦から最新作を配信。本作の劇場版が、第33回東京国際映画祭のオープニング作品を飾り、第45回報知映画賞において6部門ノミネート、さらに第42回ヨコハマ映画祭にて脚本賞を受賞し、SNSでも熱いコメントが拡がっている『アンダードッグ』。
「ABEMA」と東映ビデオが共同製作した本作品のメインキャストは、森山未來、北村匠海、勝地涼。スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で"かませ犬"として踏み台にされ、這い上がろうともがく崖っぷちボクサー・晃を主演の森山が演じ、過去に秘密をもつ若手ボクサー・龍太を北村、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む芸人ボクサー・宮木を勝地が演じている。
監督は、Netflix 配信ドラマ『全裸監督』の総監督を務めるなど、数々の作品を手がける名匠・武正晴氏、そして原作・脚本は『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳氏。多数の映画賞を席巻した『百円の恋』製作陣と再タッグを組んだ注目作の配信版が、1月1日(金)よりABEMAプレミアムで独占配信をスタートする。
※「ABEMAプレミアム」は月額960円の有料プラン
また、「ABEMA」では「見なきゃ越せない!始まらない!オリジナルドラマ一挙見企画」と題し、12月28日(月)から1月3日(日)の7日間、毎日最新作や人気オリジナルドラマを24時間限定で無料公開する。今回ご紹介した作品のほかにも、豪華怪演陣が織りなす危険な愛の駆け引きが反響を呼んだ水野美紀主演の『奪い愛、夏』、挫折や再起、金と友情を描いた三浦翔平主演のリベンジサクセスストーリー『会社は学校じゃねぇんだよ』、唐沢寿明主演の世界的大ヒットシリーズ『24』初の日本版リメイク『24 JAPAN』、爽やかな御曹司たちに胸キュン必須のサバイバル玉の輿コメディ『御曹司ボーイズ』と、バラエティ豊かな作品をこの機会に是非チェックしてほしい。
(※1)オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」調べ
(※2)株式会社パスチャー調べ