楽器を持たないパンクバンドBiSHがクリスマスイブに国立代々木競技場第一体育館で今年1月以来となる観客を入れたワンマンライブ「REBOOT BiSH」を開催した。
感染予防対策の観点から会場の観客数を半分にして行われた今回のライブでは、コロナ禍の影響により生まれた楽曲『LETTERS』を含む全28曲を披露。観客同士の間隔を空け、マスク着用で行われたライブだったが、会場は熱気に包まれ、涙を流すファンの姿も多かった。
久しぶりに会うグループのファン、通称『清掃員』にメンバーが思いの丈を打ち明けた。リンリンは「332日間の空白があったけれど、今日が一瞬で埋めてくれて、あなた達“清掃員”がいてライブっていうのが本物になるなって思いました」と、涙を浮かべ、アイナ・ジ・エンドは「あと何回じゃなくて、あと何回でも、ずっとあなた達を見ながら歌いたいです。今日は強くそう思いました。だから、元気でも元気じゃなくてもいいので、生きていてください。今日はほんまにありがとうございました」と語った。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)