新型コロナウイルス一色になった2020年。『ABEMA Prime』(月~金、午後9時~)のレギュラーコメンテーターでウツワ代表のハヤカワ五味さんは「外に出られないので、テレビや動画配信サービスを見る機会が増えました。ABEMAを見始めたという友達もいますし、自分が出ているアベプラも含めて、改めてニュース番組の必要性、映像コンテンツの必要性が分かった気がしました」と振り返る。

 「アベプラもラジオも、会話のテンポが大事なところで遅延が起きてしまうのが気になりましたよね。私はもともとリモートに抵抗がなかったせいかもしれませんが、このラグの問題が通信環境によって解消されれば、対面との違いも無くなると思います。それから、コメンテーターとしては曜日で固定されていたメンバーをシャッフルする試みが良かったですね。同じメンバーが長くなると、どうしても“定番の流れ”みたいなのができちゃうじゃないですか。定期的にシャッフルされると、予定調和になりにくくて、出ている側としても面白いですね」。

 コメンテーターとして、2016年4月の番組開始当初から出演しているハヤカワさん。記憶に残る今年の企画について「やっぱり精子提供者の方が生出演されたのが印象的でした。今年は卵子凍結も話題になりましたし、もっと議論が進めばいいと思っていたのですが、こうして経験者のお話しを聞くことはなかなかできないと思うので。これはABEMA Primeならではですね」としつつも、「でも、前の方が攻めてたなって感じがますよ(笑)。最近、Eテレの『ねほりんぱほりん』の方が攻めてませんか?(笑)。競争も激しくなっていると思いますが、普段は聞けない話が聞ける、知らないことを知ることができる、これをベースに頑張ってほしいですね」と注文も。

 「来年は新型コロナウイルスのワクチンの接種が日本でも現実的になってくると思います。副反応のことなどを不安に思う人もいるでしょうし、そこで必ず誤解も広まるはずです。その手前で、基本のところからきっちりと情報を伝えられるといいですよね」と話していた。

https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p2322
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