今年で33回目を迎えた「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の受賞者が28日、発表された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今回は授賞式の開催を見送り、個別に表彰する「贈賞式」の形となった。
主演男優賞には『罪の声』で主人公の新聞記者を演じ、高い演技力が評価された小栗旬が選ばれた。そして主演女優賞に輝いたのは、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』ではコミカルで弾けた演技を見せ、『MOTHER マザー』ではシングルマザーを熱演、難しい役どころに体当たりで挑んだ長澤まさみが選ばれた。
ABEMA NEWSの取材に応じた長澤はデビュー20周年でもある2020年を振り返り、「あまり実感はないんですけど、楽しいなと思いながらお芝居が出来ている気がします」とコメント。
また、コロナ禍での生活や仕事について「もともと家に居るのが好きな方だったので、生活はあまり変わらなかったんですけれど、とにかく風邪を引かないようにしようと、心掛けが変わりましたね。仕事の面では、最近まで舞台の公演をしていたので、やっぱり演じること、お客様が見に来て下さることがとっても嬉しかったし、それを少し当たり前に感じてしまっていたところがあったのかもしれないなと。それは良い経験させてもらったなとか思っています」と振り返った。
女優以外でやってみたい仕事は?との問いには「料理人とかなりたいです(笑)。あとはスポーツ選手とか。プロボクサーとかになってみたいですね。この間、井上尚弥選手の試合を見てとても感動しましたし、かっこいいなと思いましたね」と答えた長澤。「来年は“続編”もたくさん演じる事になりそうなので、頑張りたいですね。風邪を引かないで、毎日元気に仕事を楽しくやって美味しいもの食べて、健やかに過ごしたいなと思いますね。それを目標に頑張ります」と話していた。(ABEMA NEWS)