E-girls藤井夏恋、鷲尾伶菜、武部柚那の3ボーカルが本音トーク！「新体制になって不安はあった？」 | 音楽 | ABEMA TIMES

　12月28日(月)18時より、ダンス＆ヴォーカルグループE-girlsのラストライブまでの活動に密着したドキュメンタリー番組『LAST E-girls～ありがとう、新たな道へ。～』がABEMAで独占配信された。

　2011年12月28日にシングル『Celebration！』でデビューを飾ったE-girlsは、9年後の同日に活動を終了することを発表。本番組は、『LIVE×ONLINE』に向けた活動を中心に、普段、メディアでは見せない11人の素の姿にカメラが密着。さらに、新たな道に歩み始める活動にも迫った。

　番組内では、藤井夏恋、鷲尾伶菜、武部柚那の3ボーカルのみの対談も放送された。武部が口火を切り、「新体制になる前、ボーカルが3人になって（減ったことに）不安はなかった？」と藤井と鷲尾に聞いた。ふたりとも「まったくない」と返した上で、鷲尾は、「逆に私も夏恋も明るい声じゃないから、（武部が）声が一番響くしE-girlsっぽいなと思ってた。柚が入ることで、3人の声が重なったとき、すごい幅が広がる気がしていいなって」と武部について感じていたことを告白。武部は、「大人っぽい曲が増えたじゃないですか。今まで明るい曲ばっかりだったから、自分の声が浮いている気がしていた」と本音を打ち明けたが、鷲尾は「逆にありがとうございます。助けられているよ」と優しく微笑んだ。

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　さらに、互いの思いについても話題が及んだ。藤井について、武部は「夏恋さんは、かなわない人。自分はカメラ映りが悪いので、夏恋さんの映り方とかを見てめちゃくちゃ勉強してた」と密かに努力していたという。鷲尾も、「かわいいな、すごいなってずっと思ってた。歌、ダンス、モデル、何でもできて多才だし、器用だし、夏恋の道がしっかりあって、自分を確立できる唯一無二の存在。9年間すごい実感できた」と、眩しい存在であると告白していた。

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　そんな鷲尾に対して、武部は「伶菜さんは変わらない気がする。気取らないままで、でもめっちゃセンターで頑張って歌っているイメージのまま」と言うと、鷲尾も「自分でも成長したと思うポイント、ない（笑）」と謙遜する。藤井は、鷲尾について「びびりじゃないっていうか。グループは大変なこともあるし、いろいろ言われる。けど、すごく強い心を持っている人。今までセンターで歌ってきたけど、いい意味で難しく考えていないのが本当に向いていたんだなって、歌にもつながったと思う。すごく感謝してる」と、ありったけの思いを言葉に込めると、鷲尾は「うれしい」と声を弾ませていた。

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　そして、鷲尾が「柚はすごく変わったね」と武部に言う。「昔は反抗期もあるので、つんとしたのがあったけど、乗り越えて今は温かく思いやりもすごくあるし、成長した。近くで見たからこそ、どんどん自分を確立していく柚を見て、焦りもあったし、私も頑張ろうと思えた」とその飛躍ぶりを褒め、「すごくいい仲間に出会えてよかったなって思える」と語った。藤井も、「歌、ダンスも完璧だけど、現場にいる人の空気感、楽屋のメンバーの空気作りもすごく上手。柚がいることで11人が温まることも多かった。これからも魅力が増えていいそうなのが楽しみ。ワクワク感が一番ある、すごく魅力的」と将来性にも触れていた。

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　解散後、藤井はHappinessとして本格的に世界進出を目指し、鷲尾はソロアーティストとしてデビュー、武部はAfrojackが世界8都市で開催したオーディション合格メンバーと新たなユニットを結成することが発表されている。藤井は「モデルもやっているけど、何かを作ったりプロデュースするのも、E-girlsがあったのでやりたいと思えた。E-girlsがあったから、かなえられた夢という気持ちを、ずっと忘れないでいたい」と話した。鷲尾は「これから製作面で、作詞作曲も勉強していきたい」と言い、武部は「海外に行くので文化も違う。相当な覚悟が必要で、また新しい仲間たちと新しいことにチャレンジしていこうと思っています」と、新たな船出に希望を見出していた。