10日、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#21 が放送。ABEMAで人気の恋愛リアリティー「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」(以下、「ドラ恋」)に出演するnon-no専属モデル・江野沢愛美が、SNS疲れと誹謗中傷にまつわる悩みを明かし、加藤のアドバイスに涙した。
▶︎動画:SNS上の誹謗中傷に悩んだ江野沢愛美、加藤浩次のアドバイスに号泣
#21は、これまでABEMAビデオ限定公開だった「加藤浩次のお悩み相談室」の2時間特別SP。江野沢は「(ドラ恋の)放送が始まってから、Instagramのフォロワーが増えてよかった」と語るものの、「フォロワー数で判断されるのはもう疲れた」「オーディションでもフォロワー数を書かされる」と告白。SNSを始めた高校生の頃は「面白そうだから」「写真を撮るのが好きだから」と前向きに投稿していたが、「途中から『なんでこんなに数字で見られるんだろう』と思っていました」「最初は楽しかったけど、今は仕事」と語った。
加藤は「なんで最初は楽しかったんだろう」と真剣なまなざしで江野沢に問いかけ。江野沢は「学校の先生みたい」「怖い」と加藤の剣幕にひるみつつ、「ファンの方と繋がって、コメントで盛り上がっていたのが楽しかった」と答えた。
それを聞いた加藤は、「最初の気持ちが今、無くなってるんだよ。あなた自身に」「あなた自身がフォロワー数を増やして、仕事を増やそうとしている。自分が得したいと思っている。そうなったらつまらないよ」とぶったぎった。
江野沢は「こういう悩みが出るっていうことは、確かにそうなのかもしれない。腑に落ちた」と納得顔。「一生ついて行きたくなった」と口にした。すると、加藤はすかさず上辺の言葉と見抜き、「そういう発言も、もうやめた方がいい。どうせ一生ついて行くわけがない」とピシャリ。「最初のファンは、素の江野沢さんを見ていた。今は有名人になった江野沢さんを見ている。ありがたいんだけど、自分自身が感覚を変えてはダメ」とアドバイスした。
加藤がそう言ったのは、誹謗中傷で悩む原因の本質がそこにあるから。「(自分を変えてしまうと)27万人のうち、(例として)26万8000人があなたのことを応援しているのに、2000人から誹謗中傷を受けて、それで傷つくようになってしまう」と熱弁し、江野沢に自分自身の芯をしっかり持つよう訴えた。
江野沢は「誹謗中傷に悩んでいる時期だったので、言葉にしてもらえて刺さった」「自分がずっと思っていたことだった」と号泣。加藤は「いろんな人がいるんだなと思えばいいと思う。どんなに称賛してくれる人が多くても、否定する人はいる」「100対0になることはないと思うと、少し楽にならない?全員に承認されなくていい。半分半分だったらちょうどいいくらいに思っていたら?」と提案した。
江野沢は「(全体的には圧倒的に)応援してくれている人の方が多いのに、批判の方に脳が支配されてしまっていた」と再び涙。加藤は「人は誰しも承認欲求があるから」と理解を示しつつ、「素の江野沢さんを出すのが一番いいよ。引き上げてくれるスタッフも現れるはず」「勝った負けたに執着せず、自分自身を貫いた方が今の時代はいいはず。上辺のことをやっていても意味がない時代かな、と思ってる」と訴えた。
加藤は最後に「幸せは自分が決めるもの」と締めくくりの一言。「自分が『幸せ』と決められる人間が一番強いんだから」とエールを贈っていた。