1月11日放送のABEMA「給与明細」では、日本で唯一の肌絵師・東學(56)の制作現場に密着取材を敢行。SNSなどで注目を集める“肌絵アート”の魅力に迫った。
“肌絵”とは、女性の体に墨で絵を描く現代アートのこと。肌絵師として活躍する東學は、墨絵の世界的画家としても知られ、ニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている作品があるほどの才能の持ち主。5年前、ライブペインティングで女性の裸に絵を描いたのをきっかけに、日本で唯一の肌絵師になったという。これまで肌絵を手がけたモデルは200人余り。今ではSNSでモデルの応募が殺到し、半年待ちになるほどの人気ぶりだ。
取材時、大阪・千日前では“一夜限りで消えていく、墨絵師と女神たちの共犯作”と銘打たれた東學の個展『東學肌絵図鑑出版記念展~繁華街GO AROUND』が開催。広さ10畳ほどのスペースに、肌絵アートを写真に収めた約100点の作品が展示されていた。来場者からは「物語を感じさせる、ストーリー性があるというか、何かを語ってくれる絵というか。映画のような絵だなって」といった感想が寄せられた。
その後、番組では同じく大阪・千日前の雑居ビルにある東學のアトリエへと潜入。ベビーパウダーをモデルの肌に塗ってから筆で描いていく、肌絵アートの制作過程に密着した。当日、アトリエに登場したモデルの女性は、「自分が知らない綺麗さに昇華していく感じがすごく気持ちいい」「私、人生で一番、今が美人だと思う」と、肌絵の魅力を語った。また、東學は「(綺麗な)自分を発見する魔法をかける」と肌絵アートを形容したあと、今後の目標について「90歳になってもお姉ちゃんに震えながらでも描いているのが夢」「(肌絵アートは)生命を維持するための方法論」と口にした。
(ABEMA/給与明細より)
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