10日、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#21が放送。本編放送後、ABEMAビデオにて配信された「加藤浩次のお悩み相談室」特別編で、人生経験豊富な女性芸人に加藤が熱いエールを贈った。
▶︎動画:離婚後、自由を実感 離島とベトナムに移住 アラサー女芸人に加藤浩次がエール
この特別編で加藤にお悩みを相談したのは、吉本興行のお笑い芸人養成所・NSCの26期生5人。今年31歳になるという大川恵梨子は、「三十路 不安と孤独で押し潰されそう」と不安を告白した。
「30歳は結婚や出産、仕事に邁進していれば、昇進したりする時期」「ふと立ち止まった時に、好きなことを追いかけているだけでいいのかと……」と、揺れる心境を吐露した大川。だが、彼女の人生経験を聞いて、加藤は仰天することに。
大川は幼稚園の先生と保育士免許を持ち、就職すると6年もの間、保育の仕事に携わってきたのだそう。ところが27歳で束縛の強い相手と結婚すると、人生で初めて不自由さを感じ、1年以内に離婚。結婚と離婚で自由の素晴らしさに気付いた大川は、28歳で久米島に移住し自由を謳歌。29歳ではベトナムのホーチミンに移住し、日本人向けの幼稚園で働いていたという。
ところが、コロナの影響で、ベトナムと日本の行き来に制限が生まれることに。大川はそれを機に帰国し、ずっとやってみたかったお笑いの道に進むことを決意したと語った。
加藤は「すごい人生経験があるのに不安なんだ」「不安と孤独はあるんだ。結局一緒なんだね」とびっくり。大川は「今は貯金を切り崩して生活している」「いつかは芸人とお仕事を両立しないとならない日が来る」と明かした。
大川にはしっかりした資格と経験があるため、加藤は「何やっても大丈夫だよ、食って行けるよ!」と回答。「大川さん、今楽しいんでしょう?」「潰しも利くし、大丈夫」と、今後も夢を追うようアドバイスしていた。