ロックダウンにより学校の休校が続くイギリスで、貧困家庭の子どもなどに無償で配布される給食の量が一部で基準の量を満たしていなかったことが判明し、業者が謝罪した。

【映像】量少なく質も劣悪か…無償給食で謝罪

 12日、イングランド地方に住むある家庭の母親がTwitterに写真を投稿。この写真は、ロックダウンによる休校中に貧困家庭などに無償で配達された5日分の給食だが、あまりにも量が少なく果物や野菜の質も劣悪に見える。この写真がきっかけで基準に対し十分な量の食事が子どもに行き渡っていないことが明らかになった。

 請け負っていた業者は「ロックダウンの通達からあまりに準備期間が短く量が膨大だった」とミスの理由を説明し謝罪した。政府は来週以降10日間につき30ポンド=日本円でおよそ4200円分のクーポン券を配布し、スーパーなどで食料を購入できる仕組みを整える予定だ。

(ANNニュース)

量少なく質も劣悪か…無償給食で謝罪
量少なく質も劣悪か…無償給食で謝罪