「1日当たり6万円の協力金だけでは厳しい…」銀座の高級クラブのママが訴え 橋下氏「政治家は納税のしんどさを知らない」
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 16日のABEMANewsBAR橋下』に銀座の高級クラブ「Nanae」のオーナー、ななえママ(唐沢菜々江さん)が出演、緊急事態宣言の発出後の状況について語った。唐沢さんの店では営業時間を15時から20時に変更、客の入りもまずますだというが、普段は月に約1億の売上があり、家賃だけでも月に400万円がかかっていることから、東京都が支払う1日当たり6万円の協力金だけでは、業界はとても厳しいと明かす。

 「銀座でも、小さいクラブの中には閉めたところもあるし、大きなクラブでも前回の休業のときに融資が受けられかったところはそろそろ厳しくなってくると思う。うちの場合は融資を受けることができたので、返済期限はまちまちだが資金がショートしてしまうということはないと思う。黒服には雇用調整助成金が出るが、ホステスたちは業務委託の形なので雇用調整助成金がゼロでは生活が厳しいSNSだけでなくオンラインでクラブを楽しめるようにしたり、17LIVE(イチナナ)の審査も通ったりしたので少しずつ、そちらで稼ぎ始めることができている」。

「1日当たり6万円の協力金だけでは厳しい…」銀座の高級クラブのママが訴え 橋下氏「政治家は納税のしんどさを知らない」
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 橋下氏は「売上の部分を全て補償というのは政治的には難しいと思う。ただ、日本では税金を取ることについては厳しくチェックをしていて、我々も確定申告などの際にはかなり細かく見られるわけで、国税庁は様々な情報を持っている。だから真面目に納税していた人に対しては、国は、一定の金額、固定費などについてはお金を出すべきだと思う。なんで政治家がそういう号令をかけないかといったら、やっぱり納税のしんどさ、確定申告のしんどさを知らないからだと思う。だから6万円みたいな“つかみ金”だけでパッパっとやってしまう。飲食店の関連業者にも20万、40万円と支援するというけれど、こんなひどい話があるかね」と行政に苦言を呈した。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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