俳優の松坂桃李が18日、都内で行われた映画『あの頃。』(2月19日公開)の完成報告会に共演の仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、そして今泉力哉監督と参加した。
昨年12月に女優の戸田恵梨香と結婚した松坂は、キャスト陣から「おめでとう!」と拍手で祝福されると、照れながら「ありがとうございます」と一礼。心境の変化を聞かれると「健康をより一層大事にしようと思いました。健康管理を維持するためにこそ、しっかりとやっていきたいと改めて思います」と幸せそうな笑顔だった。
映画の内容にちなんで最近の自分の“推し”を発表。人気漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』を挙げた松坂は「映画化されることをご存知ですか?そのニュースを知ったときは激震が走った。僕はこの作品がきっかけで中学時代にバスケを始めましたから」と熱狂的ファンぶりをアピール。
すかさず今泉監督から「映画化に関わろうとしているでしょ?これは仕事を取りに行っているなあ~!」と指摘をされると「違います!僕が入るのはありえない!」と大慌てで否定するも「でももし、何かで関わることができるなら…」と虎視眈々と関わるチャンスを狙ってた。
ロックバンド・神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人による、自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』の映画化。松坂は「心の栄養になる作品で、甘酸っぱい青春群像劇です。好きなものを共有していたあの時間を改めて見るだけで、心の中に優しい風が通る気がする。その温かさを感じていただければ嬉しい」とアピールしていた。
テキスト・写真:石井隼人