アニメ「おそ松さん」第15話に、ダメな大人・おそ松おじさん(CV:櫻井孝宏)が登場。自身の半生を描いた紙芝居を披露し、「社会の厳しさを教えてくれる」と共感の声が続出している。
同作は、赤塚不二夫氏の漫画「おそ松くん」を原作としたアニメシリーズの第3期。仕事にも女性にも縁がない、松野家の6つ子によるコミカルな日常が描かれたドタバタコメディで、主人公の6つ子を櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら実力派声優が演じている。
前回の第14話では、チョロ松(CV:神谷浩史)が「自分も何かやらなきゃ」という圧力に流される“キラキラ ファントム ストリーム”に陥った。DIYやキャンプの準備に振り回された末にキレた十四松(CV:小野大輔)に対して、チョロ松はまさかの逆ギレ。「別にやりたいこと見つけたいわけじゃねぇんだよ、ただキラキラしたいだけ」と本音を吐露した。Twitter上では「みんな思ってることだよねぇ」「共感出来るんだよなぁ」「内心すごい焦ってるんだよね…」といった反応が寄せられた。
▶映像:キラキラしたいチョロ松が暴走!「おそ松さん」#14(見逃し配信中)
1月18日より順次放送中の第15話「おじさん」では、おそ松おじさんが、子どもたちに「うさぎとカメ」の紙芝居を披露した。その内容は、「『うさぎとカメ』で、カメがゴールした場所は本物のゴールではなく、「ゴールの先の“人生の道”で、カメを追い抜いたうさぎのその先にもすごい動物がたくさんいて……」というもの。おそ松おじさんが「社会は意外とこんなのばっかりです。みんなすごいです。勝てないです」と語るなど、人生の縮図を描いたような紙芝居だった。
おそ松おじさんのリアルな紙芝居に、ファンからは「もらい泣きしそうになった私はきっと人生亀さんなんだろう」「涙ちょちょぎれた」「現実を垣間見せる道徳教育になるのでは」「社会の厳しさを教えてくれる紙芝居」「リアルな話だった……」といったツイートが続出していた。
第15話「コスプレ松」
【あらすじ】
さまざまな職業になった6つ子たちのコント集。
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会