先月30日付で吉本興業とのマネジメント契約を終了したお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣（40）が、退社したその日に、報道陣の取材に答えた。
退所に至った経緯について西野は「映画とかは4年スパンとかでやる仕事だったりするんで、その間にマネージャーがころころ変わられてしまうと、（企画の）立ち上げのマネージャーと届けるマネージャーが違うので、そこで熱量だとかが変わってくるとかっていうのはストレスだったんですよ」と明かした。
そして今月1日、「今回の反省点を正直に並べてみる」というタイトルで自身のブログを更新。自身が手掛けたアニメ映画に関しての吉本興業スタッフの対応に不満を募らせ、深夜にやりとりしたLINEのスクリーンショットをSNS上に公開していた西野は、「よく頂くのが『円満退社とは言っていますが、何かあったんでしょ？』という感じの質問です」。「『いや、そりゃ、その疑いを持つよな』と思うんです。LINEのやり取りを晒した直後に退社しているので、『揉めたんでしょ？』と思われても仕方がない。その上で、昨日の僕の説明は、自分の正当性だけを主張して、皆様が抱かれている疑問やお叱りに答える時間があまりにも短かくて、ちょっと卑怯だなぁと思いました」と告白した。
また、デビュー時からお世話になっているというお笑いコンビ・ロザンの菅広文（44）から呼び出されたことを明かし、「耳から血が出るぐらいお説教されました。ほんと、耳から殺られて死ぬかと思いました。あと、こんなにお世話になっている先輩にこんなこと言わせちゃダメだなぁと反省しました」とコメント。
続けて「くれぐれも言っておきますが、これが『退社理由』ではないです」と前置きしたうえで、「まず、反省点でいうと、すでにたくさんお叱りをいただいていますが『いくらカッときたからといってLINEの内容を晒しちゃダメだよ』という部分。これに関してはウチのスタッフからもババちびるほど叱られまして、メチャクチャ謝りました。で、ロザンの菅さんから言われたことは、それともう一つで、『そもそも会社員の方に、夜に仕事のLINEしちゃダメだよ』という点です」「これは僕がナアナアにしていた部分だと思います。『それは時間外労働にあたるわけだから、社会人として許さないよ』と言われて、ホント、その通りだなぁと思いました。ここはあらためて、スタッフに『ごめんね』と謝りました」と、反省し、マネージャーへ謝罪したことを明かした。
こうした事態が起こった理由として、過密スケジュールで精神的にも追い込まれてしまったことを明かしつつ、「くれぐれも『だから仕方ないよね？』という話ではありません。責任は全て僕にあります」と述べたうえで、映画の制作、公開、宣伝活動や記事の執筆、さらにコロナによる打撃も重なって余裕がなくなっていたことを吐露した。
最後に、改善策として「今のスケジュールは改めるのと、何より、夜にLINEをするのを辞めます。ここはシンプルにルール違反なので」「反省するところはオモクソ反省して、秒速で改善して、前に進みます」と結んだ。
（ABEMA／『ABEMA NEWS』より）
