パリを舞台に人魚のラブストーリーを描いた映画『マーメイド・イ ン・パリ』が、2月11日(木・祝)より全国公開。この度、芸人のゆりやんレトリィバァが同作に登場するヒロインをイメージした人魚姿に大変身。煌びやかな尾ひれを持つ、美しい 人魚となったゆりやんの写真が到着した。
同作は恋を知らぬまま、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラと、過去の失恋によって恋心を捨ててしまった心優しい男性ガスパール。傷を負ったルラがセーヌ川に流れ着いたことで、ふたりの 男女が偶然にも出逢い、落ちないはずの恋に落ちるーおとぎ話のようなラブストーリー。
撮影にあたり「映画の素晴らしさをお伝えできるよ うに頑張ります」と意気込みを語り、人魚に大変身したゆりやん。きらめく人魚の衣装に身を包み、水中をイメージしたスタジオでの撮影を行った。
劇中で印象的なアイテムとして登場するアヒルの人形や、エッフェル塔が宙に浮かぶ中、様々な表情で人魚を演じたゆりやんは、今回の撮影について「見ていた だいた通り幻想的な世界で、常に息を飲んでいました。ルラになったつもりというか、楽しかったです。」と振り返る。自身の姿について「これが本来の姿なんです。なので、嬉しさと懐かしさがあります」とスタッフの笑いを誘う場面も。
人魚の姿で挑戦してみたいことについては「水泳の試合に出たい。高校の時に水泳部でクロール自由形50メートルが奈良県で5位だったんです。7人中。これで泳いだらめっちゃ早いし、絶対優勝できるなと思います」と自信をのぞかせた。ラブストーリー好きだというゆりやんは、本作を観た感想ついて、「心が研ぎ澄まされて、温かくなったり感動したり、綺麗って思ったり、いい意味で心がかき乱されました」と話し、特に好きなシーンについては「ふたりがまだ初対面で、人魚っぽいルラと、彼女のことを全然分かっていないガスパールのコメディ的なやりとりが一番楽しい。他にもあります!ルラの涙ですね。あのシーンが美し い。ファンタジー!言葉を失いました」と語った。
<恋を知らない人魚>と<恋を捨てた男>のラブストーリーという、大きな壁のある恋愛を描いた同作。「このふたりを見ていると、壁がある恋はネガティブなことではなく て、壁をどう乗り越えるのかを楽しむのもいいなって思いますね」と自身の恋愛感についても語った。合わせて解禁されたメイキング映像では、劇中でアヒルの人形を噛むルラを真似て小物のアヒルに噛み付く可愛らしい姿も収められている。
ストーリー
恋の都パリ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーのオーナーの 息子で、パフォーマーとして働くガスパールは、ある夜、傷を負い倒れていた人魚ルラを見つける。ルラは、美し い歌声で出会う男性を例外なく虜にし、恋に落ちた男性の心臓を破裂させ命を奪っていた。ルラは、ガスパールの命も奪おうと歌をうたうが、過去の失恋の経験から、恋する感情を一切捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった。ルラを懸命に看病するガスパール。その献身的な優しさに、ルラは次第に心惹かれていく。しかし、人魚であるルラは2日目の朝日が昇る前に海に帰らねば命を落としてしまうという。と同時に、ガスパールの体に異変が起こる。胸がギュッと締め付けられるように苦しいのだ。そんな中、ルラに夫を殺 された女医のミレナがルラを探しあて...。パリで出会ったふたりは、無事に恋を成就させることが出来るのかー?
2月11日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国公開
提供・配給: ハピネット
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