月に1度の生番組「7.2新しい別の窓 #35」(ABEMA)にミュージシャンの広瀬香美がゲスト出演。稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾に対し独特な歌唱レッスンを行った。
2020年に自身のYouTubeチャンネルでアップした“歌ってみた動画”が話題となり、再び脚光を浴びた広瀬。歌唱力が高い事でも有名だが、そんな広瀬は3人に対し「歌唱する時、メロディに気を取られちゃって、歌詞を届けにくい時がある。そうした時の解消法があって、それは“味覚と連動させる”こと」と持論を展開した。
広瀬は番組テーマソング「72かのナニかの何?」を実際に歌って説明することに。この曲はAメロが比較的明るい印象だが、そこでは2~3番目に好きな食べ物を想像しながら歌唱することをオススメ。そうすることで、少しリズミカルかつ躍動感が出てくるという。広瀬は「焼肉」を食べてるところを思い浮かべながら演奏してみせると、確かに弾むようなリズムで、ワクワク感のあるサウンドにアレンジされていた。
一方で、少し落ち着かせたい雰囲気を持たせたいBメロは「嫌いな食べ物」を思い浮かべるのを勧めた。広瀬は牛乳が大嫌いなようで、牛乳を飲んでることを想像しながらやや落ち着いたテンポで演奏。「苦手なものを想像するとちょっと暗めのボーカルになるんです」と力説した。
そしてサビの明るく弾けた表現は「1番好きな食べ物を思い浮かべることが大事」と説明。福岡出身の広瀬は明太子おにぎりを思い浮かべながら、感情いっぱいにサビをアカペラで表現した。この独特過ぎるとも言えるレッスンに香取は「こんなやり方は今まで考えた事はなかった!」と驚き、稲垣も「1曲の中でブロック毎にイメージを変えていっても良いってことね」と勉強していた。