共和党支持者の厚切りジェイソン、民主党・バイデン支持者たちのトランプ批判に「それぞれに良し悪しがある」
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 6日のABEMANewsBAR橋下』に芸人と会社役員の2つの顔を持つ男・厚切りジェイソンが出演した。

 アメリカ・ミシガン州出身の厚切りジェイソンは17歳でミシガン州立大に飛び級入学、さらにイリノイ大学大学院を修士号を取得、現在は日本人の妻と3人の娘と日本に在住、ITベンチャー企業の役員や投資家の傍ら芸能界でも活躍している。

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 これまで共和党支持を公言してきた厚切りジェイソンだが、大統領選の結果をめぐる法廷闘争やフェイクニュースの拡散、さらには死傷者を伴う連邦議会への乱入事件などをどう見ているのか。

 「アメリカ人のほとんどは代表よりも党で投票する。僕もトランプさんのことが好きだから共和党を応援しているというわけではなく、共和党の方針がいいと思っているということ。共和党は基本的にビジネスをしやすくする方針を優先し、民主党は人権とか、我慢しあって社会を支え合おうという方針を優先する。トランプさんがあれだけ変なことやっても支持されていたのは、そのことが大きい。僕もトランプさんがやったことで上手くいったこともあると思うが、全てに賛成できるとは思わない」。

共和党支持者の厚切りジェイソン、民主党・バイデン支持者たちのトランプ批判に「それぞれに良し悪しがある」
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 橋下氏は「確かにトランプさんにも悪いところはたくさんあるかと思うが、経済政策では評価することろは評価すべきだと思う。実際、データを見れば、コロナによって悪化してしまったけれども、それまでは、失業率を改善したし、株価は相当な結果が出ている。共和党の政策の流れの中で経済を運営し、それなりの結果を出したということについては評価に値すると思う」と指摘。

 「トランプさんを支持した人も7000万人以上いるわけだし、今までのワシントンの政治や民主党の政治に不満を持っている人がいるということだ。それなのにトランプを批判する人たち、つまりバイデン支持者の方が“トランプ支持者はバカだ、あんな人間を支持するなんて信じられない。支持者があんなにいるのは残念だ”みたいなことを言う。そもそも、そういうことを言うこと自体が分断を招いていると思う。支持している理由はいろいろとあって、問題点があるのなら、そこは正していけばいいけど、やはりトランプさんを支持している人が7000万人以上いるという事実は認めてから考えていかないと」。

 厚切りジェイソンは「“そういう考え方を持っている人たちがこんなに多いのは残念だ”というのは、“自分と違う意見を持っている人がこんなにいるんだ、残念”と言っているのと同じだと思うし、それはデモクラシー、民主主義に反してると感じている。いろんな考え方があるし、それぞれに良し悪しがある。それらを全て聞いて議論し、何かを見つけるべきだと僕は思う。そして、今はコロナ対策が最優先だ。その意味では、民主党政権の方がお互い我慢しあって協力して問題を解決しようという動きが期待できると思う。個人の自由を優先する共和党よりも民主党の方が早く結束につながる、と僕は思いたい」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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