『ラストアイドル ~ラスアイ、よろしく!~』(テレビ朝日系・金曜深夜1時20分~ ※一部地域を除く)の中で、西村歩乃果が大粒の悔し涙を流す場面があった。
▶映像:「地獄なの…」ラスアイ西村歩乃果が大粒の涙、新プロジェクトのダンスに苦戦(13分頃~)
これまで「歩く芸術」「最高難度ダンス」「殺陣(たて)」といったさまざまな企画に挑戦し続けてきたラスアイ。そんなラスアイが挑む次なる壁はインド映画の代名詞とも言える「ボリウッドダンス」だ。
ボリウッドダンスとはインドの古典舞踊をベースに大人数でド迫力に舞い踊る内容。その特徴は「首」と「腰」の動き。記念すべき10枚目のシングルは特別企画で、選抜制は一旦廃止され、全員でド派手なダンスを披露する。ヒロイン候補は、畑美紗起、西村、小澤愛実、間島和奏、鈴木遥夏、阿部菜々実、大森莉緒(審査評価が高かった順)7名に絞られた。
1次審査の発表後、指導者のボリウッドダンサー・関本恵子氏と初めての対面レッスンが行われた。これまでは基礎レッスンだったが、この日から本格的なレッスンが行われることに。なお、新曲の振り付けはラスアイの過去3作シングル表題曲を手掛けているakane先生が担当することも明かされた。
最初に苦戦を強いられたのが西村だった。視聴者投票は1位だったものの関本氏の評価は28位とダンスの甘さを指摘されていた。踊りがあまり得意ではない西村は複雑な手の動きに苦戦。「頭ではここでこうやるって解っているんですけど、でもできないんですよ……」と胸の内を明かした。
初日のレッスンでは2時間が経過したところで全員の前で1人ずつダンスを披露することに。審査1位突破の畑、そして非選抜からのヒロイン奪取を誓う鈴木が素晴らしいパフォーマンスを見せ、akane先生も「ラスアイ史上1番楽しい企画なんじゃないですか? 過去にはみんな泣いたりしていたりするのでね」と語っていたが、そこには1人、大粒の悔し涙を流すメンバーが。
それが西村だった。「地獄なの…地獄なの……。だってみんなS級なのに、1人だけD級みたいなのが混ざっているんだもん」と弱音を吐いた。
しかしレッスン後、苦手な手の動きを意識しながら常に自主練に取り組んだ。そして迎えた2回目の対面レッスンでは全力を出しつつ、「ヒロインの座はちょっとわからないですけど、最高のポジションでアイドル人生を終わらせたいという思いは変わってない」と強い意識を覗かせた。
前回の「殺陣(たて)プロジェクト」で強い信念を持ち見事主役級のポジションを掴んだ西村。ラスアイの最年長がここからどう巻き返すのか? 引き続き、注目だ。
(「ラスアイ、よろしく!」#64 より)
(C)ラストアイドル製作委員会