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2月8日放送のABEMA「ウラ給与明細」では、現役風俗嬢YouTuber・まりてんが“潜入ガール”となって東京・吉原のソープランド街をめぐるツアーを体験。日本初の遊郭専門書店「カストリ書房」を訪問した。
カメラマンでツアー主催者の酒井よし彦さんの案内のもと、吉原に店舗を構える遊郭専門書店「カストリ書房」へと足を運んだまりてん。店内には遊郭や赤線、風俗の歴史などを扱った貴重な書籍の数々が並んでおり、本棚の上には額縁に入れて飾られた“戦後のエロ本”も。店主を務めるのは元大手IT会社勤務の渡辺豪さんで、客層を尋ねると「研究者は割合としては少なくて、むしろ女性が大体8割ぐらい」と意外にも女性客が多いことを明かした。
まりてんが「オススメの商品を教えてください」と質問すると、渡辺さんは「『全国遊郭案内』という90年ぐらい前の本があるんですよ」と希少な文献を紹介。「全国の遊郭がどこにあってどういう特徴を持っているかを紹介していて、今で言うところの性風俗情報誌。これが一番貴重なものですね」と説明した。
さらに店内の隅には筒状のレトロな器具が置かれており、渡辺さんによるとかつて避妊等に使用されていた“洗浄タンク”とのこと。「遊女さんが仕事が終わったときに、性病予防と避妊のために、自分の大切なところを洗う」ために用いられていたという。興味を示したまりてんが「見せてもらってもいいですか？」と近づこうとすると、渡辺さんは「あれは勘弁してください、貴重なものなので」と一言。「残っているのはかなり少ないんです。家族からしてみたら残したくない物なので。生々しいというか、綺麗事では終わらない世界があるんです」と続けた。
（ABEMA／給与明細より）
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