江戸時代から400年以上にわたって色街として栄えてきた東京・吉原。2月8日放送のABEMA「給与明細」では、そんな吉原遊廓をめぐるツアーに潜入。花魁文化の歴史と現在に迫った。
「京都島原」「大阪新町」と並ぶ江戸幕府公認の三大遊廓の一つとして有名な吉原。江戸時代当時は3000人以上の遊女が働き、売り上げは現在の価値に換算すると1日で1億円以上もの大金が動いていたという。今もその地形はほぼ変わらずに残っており、約120店舗がひしめく日本最大のソープランド街として知られている。番組では、現役風俗嬢YouTuber・まりてんが“潜入ガール”となって、吉原遊郭をめぐるツアーに参加した。
吉原遊郭ツアーは、現存する吉原の実情を踏まえながら花魁文化や跡地をめぐり、遊郭の歴史を紐解いていくというイベント。SNSで募集を行ったところ、吉原の文化的背景に興味を持つ女子大生を中心に応募者が殺到。参加費は無料で、実にその9割以上が女性客だという。ツアー主催者の酒井よし彦さん(49)によると、「男性はソープランドで遊びたい人が来ますけど、花魁とか太夫の文化は女性の方が気になるようで、そういうのに興味がある人が来る」とのことで、年齢層も学生から高齢者までバラバラだという。
ツアーを体験したあと、吉原で働く現役ソープ嬢の撮影にも同行したまりてんは、収録を振り返りながら「濃い一日でした」と一言。続けて「もともと持っていたイメージは、怖い人がたくさんいて、働いている女の子たちもギスギスしてると思っていたんですけど、実際に会ってみるとすごいピュア。一つの村というか、プロのいる街だなということがわかりました」と語った。
(ABEMA/給与明細より)
『給与明細』を見るには?
『給与明細』はABEMAにて配信中。なお、よりディープな裏側に迫る『ウラ給与明細』も同じくABEMAにて配信中。
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