映画『トムとジェリー』の応援団結成イベントが10日、都内で行われ、ゲスト声優を務めるモデルで女優の飯豊まりえ(23)と、お笑いコンビ・霜降り明星のせいや(28)と粗品(28)が出席した。
誕生してから去年で80周年を迎えたアニメ『トムとジェリー』シリーズ。実写映像とCGを組み合わせて映画化された本作は、喧嘩ばかりしているドジな猫・トムと、ずる賢いネズミ・ジェリーが、ニューヨークの高級ホテルを舞台に騒動を繰り広げる物語。飯豊は作品について「すごくチャーミングでワクワクして、音楽も素敵ですし、楽しんでいただけるかなと思います」とコメントした。
今回、霜降り明星はトムの中にいる“天使の声”をせいやが、“悪魔の声”を粗品が担当。2人とも『トムとジェリー』の大ファンだといい、粗品は「『トムとジェリー』を嫌いな人はいないじゃないですか。その作品に入れることも本当にうれしかったですね。まだ夢見心地な感じがします」、せいやは「小学生からちゃんとアニメをずっと追いかけてきて、仕事とかじゃなくて、自分たちが世界に入るということはすごい経験でしたね」と興奮気味に語った。
公園の女性と鳩のDJの声を担当した飯豊は、アフレコでのエピソードとして「海外の恋愛ドラマみたいな『ちょっとゴシップ好きな女の子の言い方でどうでしょう?』と提案したら、音響監督の方たちが『それいいね!』となって、セリフが全部変わって、雰囲気が変わりました」と明かすと、霜降り明星らは驚いていた。
また、トムとジェリーの関係になぞらえ、飯豊は自分にとって「大嫌いだけど好きなもの」を明かした。「前に聞かれました、アフレコが終わった後に。『自分』と答えました。もっと器用になりたいなぁとか思うんですけど、でも自分しか(自分を)好きになれる人はいないと思うので、大嫌いだけど好きになりたい、ということで自分かなと」。
一方で、せいやは「相方ですかね」と“キメ顔”で即答。粗品は「キモイなおまえ」とツッコんだ。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)