14日(日)よる10時より、ABEMAにて極楽とんぼ加藤浩次山本圭壱が司会を務める『極楽とんぼのタイムリミット』#22が放送。本編放送後ABEMAビデオにて、加藤が平成生まれの悩みに回答する「加藤浩次のお悩み相談室」のフルver.が公開され、加藤がこれまで「嫌な仕事」にどう向き合ってきたか、マインドセット術を明かした。

加藤浩次、“嫌な仕事”との向き合い方を語る「イライラしているのも人間関係も、そう決めているのは自分」
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 今回加藤にお悩みを寄せたのは、入社4年目という26歳の会社員。配属されている部署から異動したいもののなかなか叶わず、転職にも踏み切れず、日々ストレスが溜まっているという。

 加藤は「自分ならまず、なんで嫌なのかを探していく」と切り出し、自分が仕事を嫌だと思うケースだと「行くのが面倒くさい」「収録時間が長い」「痛い思いをする」など「自分のわがままであることが多い」と自己分析。そうした理由の裏に「番組を面白くするため」というプラスの点を見つけたところ、マイナスの考えが変わったと明かし、「相手が悪い場合もあるけど、自分のせいにしているなら、改めて頑張った方がいい」とアドバイスした。

 また、「すべての出来事は自分の脳の中で起きている」と独自の考え方も披露。「あいつはダメだとか、腹が立つとか、すべては自分だけの気持ち。相手には事情があることもある」「イラッとしているのは、自分の頭の中で、自分自身の勝手な理由で思い込んでいることかもしれない」と語り、相手の事情をふまえると考えが変わる可能性に言及。そして「『自分には合ってない』と脳が決めつけているのか、それとも理不尽な上司がいるのか。そのあたりをまずつきとめるべき」と、再度ストレスの原因を探るよう訴えた。

 相談者に寄り添いつつも、加藤は「文句を言っている時は大体、自分に原因がある」と愛のムチ。「そこで楽しさを見つけるのも自分、文句を言いながら続けるのも自分」「人を小馬鹿にしないで、面白がるべき」と、どんな環境でも楽しみを見つける必要性を説いた。

 ただし、理不尽な上司がいるときは話が違うとのこと。加藤は「その時は辞めていいと思う。その人のもとにいてもしょうがない。そういう人はいる」「下についていてもあまり意味はないから」と断言した。

 ちなみに加藤も、仕事に対してめんどくさいと感じることがあるのだそう。そんな時は「『ダメだダメだ、これは俺が勝手に思ってることだ』『受けた以上、やるしかない』と転換すると結構変わるけどね」と気持ちの切り替え方を明かした。

 そんな加藤だが、理由が自分の中にあると気付く前は、「嫌だ嫌だってさんざん言ってた。20代、仕事そんなにないのに」と苦笑。ある日運転していたところ、突然「イライラしているのも人間関係も、そう決めているのは自分だ」と気付いたのだそう。「相手が自分の脳に入ってくるわけじゃない。自分の脳がそう決めていた」と、まるで悟りを開いたかのように突然そう思い立った不思議な感覚を明かした。

 加藤は最後に「自分の人生は自分次第。理不尽な上司がいれば辞める選択肢もアリ、そうではない場合は、全部自分が決めている」と訴え。「考え方を変えたら、職場の景色が変わってくるかも」と、相談者の人生が良くなるようエールを送っていた。

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