「ナスD大冒険TV」で配信中の「1人ぼっちの無人島0円生活~巨大鮫が眠る島 編~」の中で、ナスDがサメに関する知識を披露。「サメは絶対にナメて近づいてはダメ」と視聴者に対し警鐘を鳴らした
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー。数日間にわたる取材を終え、ナスDが帰国すると、今度は無人島へと直行し“1人ぼっちの無人島0円生活”ロケを敢行。バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人がこのロケの様子を見守る。
▶見逃し配信中:【第36話】ナスDの無人島0円生活、サメ肉を大食いしちゃうぞ 編
無人島生活6日目、サメ1匹完食を目指すナスDが、急遽サメ講座を開演させた。
■映画「JAWS」の元となった凄惨な事件の犯人はメジロザメ
ジョーズは「サメ」っていう意味じゃなくて、「アゴ」って意味です。1975年にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された「JAWS」はつまり「アゴ」っていうタイトル。
過去にアメリカ・ニュージャージー州で2週間(12日間)の間に5人、サメに襲われて、4人が亡くなったという事件がありました。その内の、3人は川で襲われたんです。
2.5mのホホジロザメがその後、網に掛かり解体すると、人骨みたいなものが出てきたので、犯人はホホジロザメと思われていました。この事実から生まれたのが映画「JAWS」。これでホホジロザメは一気に悪者のイメージが付いてしまったのです。
しかし、ホホジロザメは川では生きられません。後の研究でわかったのは、川で生息出来るのはメジロザメだけということ。「JAWS」の元となった凄惨な事件の犯人はメジロザメだったのです。
■サメは絶対にナメちゃダメ
人がサーフボードでパドリングしていると、サメは大好物のウミガメと間違って襲う可能性があります。サメはそんなに漁が上手くないんです。サメが簡単に魚を食べることが出来たら、人なんか襲わないんです。漁が下手でいつもお腹が減っているから、人間を襲う可能性も出てくるんです。
腰にタコをつけた漁師さんがサメに襲われた事件がありました。その当時、「サメは人を襲ったんじゃない。サメはタコを食べようとしただけ」なんて言われてましたけど、結局その漁師さんは下半身を失って見つかってますから。つまり、サメに食べられているんです。
また、サメは軟骨魚類なので、尻尾を持ったりしたら体を捻らせて、持つ手を襲ってきます。かの有名なクロコダイルハンターのスティーブン・アーウィン氏もホホジロザメの尻尾を捕まえたら、体を反転されて18針を塗っているんです。サメは絶対にナメて近づいてはダメです。
「サメは絶対にナメて近づいてはダメ」と視聴者に対し警鐘を鳴らしたナスD。これだけの知識を持ちながら、この番組の中では海の中に潜り込んでサメと1対1の死闘を繰り広げ、陸へと引っ張り上げた。つまり相当な慎重さと度胸が必要な作業だったということだろう。
また放送の中ではバイきんぐ小峠の口からセブ島に一緒に旅行したケンドーコバヤシがジンベイザメに襲われそうになったエピソードも飛び出した。その内容が気になる方はABEMAビデオでぜひチェックを。(22分頃~)
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)