『ラストアイドル ~ラスアイ、よろしく!~』(テレビ朝日系・金曜深夜1時20分~ ※一部地域を除く)の中で、大森莉緒が最新作のヒロイン審査に臨み、振付師のakane先生が評価についてはっきりと言及する場面があった。
▶映像:「ヒロインがそこにある。獲りに行きたい」ラスアイ大森莉緒の強い信念にakane先生「1番高評価を付けました」
これまで「歩く芸術」「最高難度ダンス」「殺陣(たて)」といったさまざまな企画に挑戦し続けてきたラスアイ。そんなラスアイが挑む次なる壁はインド映画の代名詞とも言える「ボリウッドダンス」だ。
ボリウッドダンスとはインドの古典舞踊をベースに大人数でド迫力に舞い踊る内容。その特徴は「首」と「腰」の動き。記念すべき10枚目のシングルは特別企画で、選抜制は一旦廃止され、全員でド派手なダンスを披露する。現在ヒロイン候補は、厳正なる審査の結果、7名に絞られている。
このヒロイン審査に並々ならぬ決意で参加したのが大森だ。序盤から「ヒロイン以外は皆同じ。今度こそ(ヒロインを)狙っていきたい! 燃えてます!」と主役の座を奪取することを誓っていた。
・ヒロインオーディション 視聴者投票の結果
1位 西村歩乃果
2位 畑美紗起
3位 鈴木遥夏
4位 阿部菜々実
5位 小澤愛実
6位 間島和奏
7位 大森莉緒
(※なお、この順位は先入観を与えないため、審査員を務める関本恵子氏・akane先生には伝えていない)
最後の審査を前に再び行われた視聴者投票では最下位というハンデを負ってしまった。しかしそんな中でも大森は前を向いた。「今回ヒロインになる為にたくさんの練習を積んできました。今日は心を込めて踊ります」と関本氏・akane先生に真っ直ぐな目で伝えた。
8thシングル表題曲「愛を知る」の頃からセンターの席を夢見てきた。持ち前のサービス精神で、InstagramなどSNSの活動も積極的に行っている。センターへの思いの強さなら誰にも負けない。
そんな大森には1点、心配事があった。それは過去にakane先生に痛烈なダメ出しを受けてしまったこと。akane先生が初めて行ったダンスオーディションでの苦い経験を思い出してしまい、「akane先生の前で踊るのめっちゃ怖い…」と本音を漏らした。
しかしひとたび、大森が踊り始めると、akane先生も笑顔に。ダンスを踊り終えて、「緊張したんですけど、自分らしく楽しく踊れたんじゃないかなと思います」と胸を張った。一部の振り付けで大森が上空に手を伸ばすようなシーンがあったがakane先生はそこが気になったようで、「手を伸ばしていた時は何を思っていた?」と質問すると、大森は「ヒロインがそこにある。獲りに行きたいという思いを込めて、やりました」と明かした。
大森のパフォーマンスを受け、舞台裏でakane先生は「これは驚きました。初めに動いた瞬間から“違うぞ”と感じました。いつものアイドルダンスとはまた別のダンスということもあって、普段は見ない表情だった。大人な大森が見えたし、1番初めのオーディションのダンスより伸び伸びと踊れていると思いました。私は1番高評価を付けました」と告白した。
地道な努力を重ねてakane先生からの最高評価を獲得した大森。ラスアイの若手メンバーのこうした成長はほかのメンバーにとっても大きな刺激となることだろう。果たして大森は見事、ヒロインの座を勝ち取ることが出来るのか? 次回の放送でついに明らかになる。
(「ラスアイ、よろしく!」#65 より)
(C)ラストアイドル製作委員会