2月13日より順次放送中のアニメ「はたらく細胞BLACK」第8話で発生した血栓が、視聴者に強烈なインパクトを与えたようだ。
「はたらく細胞BLACK」は、清水茜氏の漫画「はたらく細胞」を原作としたスピンオフ作品。飲酒や喫煙といった不摂生が招く大人の体の問題に、主人公である赤血球(CV:榎木淳弥)が挑む姿が描かれる。
第7話では、主人公の同期である赤血球(CV:KENN)が、カフェインを含むエナジードリンクのせいで、カフェイン中毒に陥ってしまった。しかも、カフェインの効果が切れたところに、鼻血まで発生。離脱症状によって力が出せなくなった赤血球は、体外へ吸い出されそうになってしまった。カフェイン中毒が引き起こす体内のピンチに、視聴者からは「カフェインは元気の前借り、肝に銘じよう」「居た堪れなくなった」などの反響が寄せられた。
【映像】エグすぎる…"血栓"の発生シーン(8話・12分5秒頃~)
最新話にあたる第8話「ふくらはぎ、肺血栓、機転。」では、カフェイン中毒から回復した体内に新たな危機が訪れた。赤血球がふくらはぎ内の血管を歩いていると、突然床が外れてしまったのだ。間一髪で避けた赤血球だったが、床の下には、長時間足を動かさなかったために発生した血栓が埋まっていた。しかも、ふくらはぎが突然動いたことで、血栓が一気に動き出して、肺動脈を塞いでしまい……!?
衝撃的な血栓の姿に、Twitter上では「恐ろしさが一発で分かる描写」「絵面が壮絶!」「トラウマものでした」「マジでエグすぎる」「意識的にふくらはぎ動かすようにしなきゃ」「椅子から立ち上がるのがちょっとこわくなる話……」といった感想が続々と上がっていた。
第8話「ふくらはぎ、肺血栓、機転。」
【あらすじ】
「気づいていないのか、この体は丸二日、睡眠をとっていない」
喫煙やアルコールの量が増えた影響により、にぎわっていた肝臓は活力と華やかさを失っていた。肝細胞たちも明らかに体調が悪く、話を聞くと、脂肪肝により肝臓の機能が弱まっているとのこと。
赤血球(AA2153)が状況に困惑していると、仲間の赤血球から、酸素を運ぶ人数が不足している為、助けてほしいと頼まれる。
かくして赤血球たちはろくに休めぬ中、ふくらはぎの機能が鈍くなり、酸素を運ぶことが困難になっていた深部静脈へと足を運ぶ……。
(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT