ワタナベエンターテインメント所属の芸人をはじめとする総勢339組640名の中から1番面白い芸人を決める『お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦』。2月15日(月)夜6時30分からABEMAにて独占生配信され、結成1年目の「ゼンモンキー」が優勝に輝き、優勝賞金100万円、さらに「ABEMA」冠特番出演権を手に入れた。
▶見逃し配信中:お笑いABEMA CUP2021~ワタナベNo.1決定戦
アントワネット、Aマッソ、金の国、Gパンパンダ、新作のハーモニカ、ゼンモンキー、土佐兄弟、ファイヤーサンダー、四千頭身、リンダカラーの合計10組が、3ブロックに分かれ対決し、各ブロックの1位同士が最終決戦で激突した大会。
ワタナベエンターテインメント所属の先輩である、ふかわりょう、アンガールズ田中卓志、プロデューサーの小松純也氏、テレビ朝日エグゼクティブ・プロデューサー加地倫三氏、テレビ東京プロデューサー佐久間宣行氏が審査員を務め、視聴者による「ABEMAネット投票」の結果、ファイヤーサンダー、四千頭身を抑えゼンモンキーが優勝。ワタナベコメディスクール30期生、2020年4月結成のトリオが賞レースを制するという、前代未聞の結果となった。
ABEMA TIMESでは、大会終了直後のゼンモンキーの3名、ヤザキ、むらまつ、萩野将太朗に話を聞いた。
――優勝おめでとうございます!まずは今のお気持ちをお聞かせください。
ヤザキ:まさか優勝出来るとは思っていなかったのですが、1本目も2本目も全力でやりきれたなと。もちろん優勝したい気持ちはあったのですが、ベタですけど出し切れたのが嬉しかったです。あとハライチさんに僕らの存在を知ってもらえて嬉しいです!
むらまつ:僕も1本目と2本目の間で、自分の声がどのくらい響くのかを確認していたので、2本目ではそこをうまくやれたかなと。めちゃくちゃ嬉しかったです!
荻野:朝から意外と緊張していなくて。というのも、現実味がなくて…。今も現実味がなくてふわふわしています。
――ふかわりょうさん、アンガールズ田中さんという事務所の先輩の審査を受けたお気持ちはいかがですか?
ヤザキ:昔から観ていた方ですし、ふかわさんだったらセンス、田中さんだったら計算してネタを作っているので、ちゃんとしたネタをやらないといけないなと思いました。ヘタなこと出来ないなと。
荻野:ふかわさんやアンガールズさんのネタがもともと好きだったので、すごすぎて緊張しなかったのですが、お2人に票をいただけたので十分だなという気持ちです。
――優勝賞金100万円の使い道を教えてください!
ヤザキ:さっき楽屋で荻野と話しちゃったんですけど、iPad欲しいなと思っています。
荻野:最近YouTubeを始めたので、良いカメラとかも買いたいよね。
むらまつ:僕はまず家賃払います!
ヤザキ:絶対払えよ!
――この大会をきっかけにゼンモンキーを知った方に、自己紹介をお願いします!
ヤザキ:荻野が全てネタを書いていて、僕、ヤザキとむらまつのコンビと、荻野がたまたま一緒に組んだよっていうトリオです。荻野が書いてくれたネタを僕らが全力でやって完璧な形に出来ればなと。自分たちで言うのなんですけど、見た目のバランスも良いんじゃないかと。
むらまつ:養成所で出会って、2020年の2月の卒業ギリギリで組んだので。まだ組んでちょうど1年くらいなんです。
荻野:僕が2人に人見知りしています。
ヤザキ:全然しゃべっていて目合わないんですよ。
荻野:3年くらいかかると思っています。
――賞レースにて、一年目で結果を残すというのは前代未聞だと思うのですが、その秘訣はどこにあると思いますか?
ヤザキ:それは本当に荻野が書いてくれるネタのおかげだと思います。
荻野:が、がんばりました。
ヤザキ:俺らはネタをもらって「ありがとう!」と言う。それから、読んで……
ヤザキ・むらまつ:ゲラゲラ笑う!
ヤザキ:それが秘訣だと思います。
荻野:僕は本当に才能は無いので、一生懸命書いています。
――先ほどヤザキさんが「ハライチさんに知っていただけたのが嬉しい」とおっしゃっていましたね。
ヤザキ:僕がハライチさんの大ファンで…!毎週「ハライチのターン」というラジオを聞いているのですが、岩井さんが曲紹介するコーナーの曲をまとめたプレイリストを作ったり、岩井さんの本も「リスナーで5冊買え」とおっしゃっていたので、本当に5冊買いました。
むらまつ:サインしてもらったんだよね!
ヤザキ:本当にファンなので、決勝前のハライチさんのネタ披露もモニターに釘付けになって観ちゃって、僕だけネタ合わせ出来ませんでした(笑)。
――それで優勝出来るのがすごいです!(笑)荻野さん、むらまつさんが憧れている芸人さんはいらっしゃいますか?
荻野:ハナコの岡部さんが、早稲田大学のサークル「お笑い工房LUDO」の先輩なので憧れがあります。Gパンパンダさんやアンゴラ村長さんなど、先輩に憧れてこの世界に入ったので。
むらまつ:僕はネタとかでは無いのですが、小さい頃から『世界の果てまでイッテQ』をめちゃくちゃ観ていたので、イモトアヤコさんが好きです。女性なのに珍獣ハンターってめちゃめちゃすごいなって!
――最後に今後の目標を教えてください。
ヤザキ・荻野・むらまつ:キングオブコント優勝で~す!
荻野:今まで作ってきたネタを全部捨てる勢いで臨みたいです。
ヤザキ:マジで?!
荻野:まずはネタとライブを頑張っていきたいです!
――皆さんのネタを色々な場所で見る事が出来ることを、本当に楽しみにしています!今日はどうもありがとうございました。
取材・テキスト:中村梢
見逃し配信中!お笑いABEMA CUP2021~ワタナベNo.1決定戦
配信URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/AKEnXVrXBRp3f5
MC:ハライチ
審査員:
ふかわりょう
田中卓志(アンガールズ)
小松純也氏(株式会社スチールヘッド代表取締役)
加地倫三(テレビ朝日)
佐久間宣行(テレビ東京)
決勝進出者:
Aブロック【新作のハーモニカ(A-1)、Gパンパンダ(A-2)、ゼンモンキー(A-3)】
Bブロック【土佐兄弟(B-1)、金の国(B-2)、リンダカラー(B-3)、ファイヤーサンダー(B-4)】
Cブロック【四千頭身(C-1)、Aマッソ(C-2)、アントワネット(C-3)】
アシスタントMC:西澤由夏(ABEMAアナウンサー)
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