ミュージカル『The PROM Produced by 地球ゴージャス』の製作発表会見が16日、都内で行われ、主演を務める女優の葵わかな(22)、三吉彩花(24)らが出席した。
同作は2018年、ブロードウェーでも上演された話題作。アメリカの高校で卒業生のために開かれるダンスパーティー「プロム」を舞台に、葵が演じるレズビアンの主人公・エマが、自分らしく生きるために奮闘する姿を描いた物語で、三吉は主人公・エマの恋人役・アリッサを演じる。
主人公を演じる葵は、「実年齢より上ですけど、エマとアリッサらしい2人のかわいらしい恋の感じを、『プロム』という目標を目指して見せていけたら良いなと感じています」と意気込みを語りつつ、「今日は少しなんですが歌を皆さんに届けることが出来て、とても楽しかったです」と喜びを語った。
一方、主人公の恋人役を演じる三吉は「20代前半ですが、落ち着いているよねと言われるので、そこのフレッシュさをもう少し、頑張って2人で出していこうと思います。キラキラしてニコニコして元気ハツラツに…。失われかけていた部分でもありますので…もうちょっと“パンッ”としていける様に頑張りたいと思います」と、女子高生を演じる上での“悩み”を明かした。
また、今回の作品をプロデュースした俳優・岸谷五朗(56)は、主役の葵の役作りについて「エマの役は本当に可愛らしいレズビアンの女の子なんですが、その彼女が実はすごく芯が強くないといけない…。こんなにおまんじゅうみたいに可愛いのに、実は芯が強いんです!それは最大のエマの役の難しいところで、可愛く見えてそこに芯があって…。最後までアリッサを引っ張っていく2人のバランスが最高です」と、大絶賛した。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)