高床式やコンクリート製も?ホームレスの作る家が本格的な理由をルポライターが解説
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 20日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、ホームレスの人たちの“家事情”が解説された。

 今週の『土曜The NIGHT』は、ホームレス問題がテーマ。ホームレス問題に詳しい村田らむをゲストに招き、時代が移り変わり数が減ってきたと言われるホームレスの過去から現在に至るまでを紐解いていった。

 「ホームレス大博覧会 住宅辺」のコーナーでは、村田が撮影をしてきたホームレスの人たちが住む住居の写真を披露。日雇い労働でとび職の経験のあるホームレスもいるため、骨組みが組まれていたり、高床式になっている家の写真も登場。住居には「立地条件」もあり、「一等地」だという多摩川の陸橋の下の写真も紹介された。

▶映像:ホームレスが作った家の写真を紹介(36分頃~)

高床式やコンクリート製も?ホームレスの作る家が本格的な理由をルポライターが解説
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 さらにはガーデニングをしているかのように緑にあふれた家も。完成度の高さに竹山は「この前を通ったら、ホームレスの人が住んでいるとは思わない」とコメント。村田によると、コンクリートを使用した本格的なものや、空いた土地を「畑」にしてしまうこともあるという。

 しかし多摩川沿いの住居は2年前に激減しているとのこと。台風の接近により多摩川が氾濫して橋の上にまで水があふれ、「一等地」と話をしていた場所も完全に水没。その後一部の人たちは戻ってきているものの、村田は多摩川の工事の計画などもあるため「長いスパンで住めるようなところを作るのは、昔にくらべたら難しいかもしれない」と説明をしていた。

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