20日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、豪華すぎる炊き出しを行う「新宿租界」の実態についてのVTRが紹介された。
この日の『土曜The NIGHT』はホームレス問題をテーマとしているため、番組レギュラーの古関れんは体験ルポとして、新宿租界によるホームレスの炊き出しの体験取材を行なった。
▶映像:豪華な炊き出しを行う理由とは?「新宿租界」総帥・Z李にインタビュー(1時間24分頃~)
新宿租界は競馬、競輪、競艇、オートレースなど、さまざまなギャンブルに精通した10人の予想のプロが在籍し、各レースについての情報を提供している日本最大規模のオンラインサロンを運営。総帥のZ李は新宿界隈の裏社会にも詳しく、Twitterなどでも注目を集めている。
毎週火曜日に新宿都庁下と代々木公園で行われる炊き出しは、食事の豪華さなどからネットでも話題に。カツカレーやいなりずし、からあげ、白身魚のフライ、カツ煮丼、クラムチャウダーなどバリエーションは豊かで、「かに・あわび・かずのこの炊き込みご飯」といった、ごちそうとも呼べるメニューもあるという。
VTRでは新宿租界のメンバーである牛込寅太郎と一緒に古関が炊き出しを体験。この日のメニューは大きなうなぎが乗ったうな丼で、牛込は「『食べる楽しさ』を改めてみんなに持ってほしい」と、あえて豪華で栄養価の高いものを配食する理由を説明。「おかわりOK」というルールには、竹山は驚きの声を上げていた。
また、顔出しはNGだったもののZ李へのインタビューも実現。炊き出しを始めた理由についてZ李は「いままで自分がダメだったときに助けてもらうことが多かった。自分がうまくいっているときにそれを返してるというか、いつ飯に困るときが来るかわからないから、自分ができているときに返している」と想いを語った。
VTRを見た竹山は「すごいね……」と感心すると「資金がないとなかなかできませんけども、本当見習わないといけない活動。観てビックリしました」とコメントをして、取材に応じてくれた新宿租界に感謝の言葉を贈った。