櫻坂46がAndroid/iPhone用ゲーム「サマナーズウォー」の公式アンバサダーに就任。東京・恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームにて25日、就任式が行われ、菅井友香が改名後のグループの変化について語った。
「サマナーズウォー」は、現在世界中で毎日100万人以上がプレイしている人気の育成型RPGゲーム。2014年4月に韓国、同年6月に日本を含む全世界でリリースされ、2020年には1億1600万ダウンロードを突破した。今後も同ゲームは「#才能を追い越せ」をテーマに、櫻坂46とコラボレーション展開していくという。就任式には菅井のほか、小池美波、田村保乃、藤吉夏鈴、山崎天が出席した。
■櫻坂46・キャプテン菅井友香「責任を実感」
任命状を受け取り、キャプテンの菅井は「すごくかっこいい重い盾を受け取って、本当に任命していただけたんだと、責任を実感しています。私自身も『サマナーズウォー』が大好きなので、その魅力を皆さんにお届けできるよう、メンバーみんなで頑張って行きたいと思います」と意気込んだ。
櫻坂46は今回の公式アンバサダー就任にあたり、同ゲームとのコラボムービーを制作。就任式では、メンバー最年少の山崎の映像が流れた。活動の姿を追うドキュメンタリータッチな映像となっているが、山崎は「このゲームは自分の努力次第で使うキャラクターのレベルが上がったり成長できたりします。そういう意味で、自分たちと重なることが多いと思ったので、今回の撮影ではたくさんお話をさせていただきました」と振り返った。
既に撮影を終えている小池も「ドキュメンタリー風の撮影だったんですけど、自分の過去のことや今の思いを話していて、その中で“自分はまだまだ”と感じることがありました。これからも努力して、頑張って、私もいつか強くなりたいです」と明かした。
実際にゲームをプレイした感想について聞かれ、田村は「私は今回を機にダウンロードして遊び始めたのですが、初心者の方でも“ここを押したらこんな風に展開するよ”と細かく表示されるので、楽しめます。モンスターたちが小さくて、ちょこちょこ動く姿がすごくかわいいので、プレイしていて癒されますね」と笑顔を見せた。
藤吉は「キャラクターがとにかくかわいいです。それと、敵キャラもかわいい子がたくさん出てくるので、倒すのに躊躇しちゃいました(笑)。そのくらいかわいいキャラクターが登場するので、そこに注目していただきたいと思います」とアピールした。
山崎は「自分が育てたモンスターたちに愛着が沸いてしまって、ただただ『かわいいなぁ』と思いながら遊んでいます。“母性が沸いた”じゃないですけど(笑)、それ位、自分で育てたモンスターたちは愛おしいです」とコメントした。
■2021年の抱負に言及 櫻坂46・藤吉夏鈴「櫻坂としてやりたいことはたくさんある」
就任式の中では「#才能を追い越せ」というテーマにちなみ、メンバーが2021年の抱負を発表する場面も。藤吉は「#2020年を追い越せ」と記述し、「2020年は思うように活動ができなかったんですけど、今年は状況を見ながらにはなりますが、去年より活動の幅を広げていけたら」と述べた。
さらに、司会者から「そんな“追い越したい2020年”は藤吉さんにとってどんな1年でしたか?」と聞かれると、藤吉は「櫻坂に改名したんですけど、ファンの方の前でライブができなかったので、寂しいという思いがありました」と告白。「2021年はできたらいいなと思います。櫻坂としてやりたいことはたくさんありますね」と抱負を語った。
最後に菅井が「『サマナーズウォー』には無限の楽しみ方があります。モンスターを召喚したり、バトルに行ったり、ライバルと戦ったり、ぜひ皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。櫻坂46もチーム一丸となって、レベル上げに頑張っています。私たちと同じように皆さんもゲームの世界でチームを組んで、ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。
就任式の後の囲み取材で「このゲームは“努力をすること”に重きを置いているゲームですが、ご自身で何か努力をしていることはありますか?」と聞かれ、小池は「私はパフォーマンス中の表情にこだわっているので、家で櫻坂の楽曲を流しつつ、鏡を目の前に置いて、動画も撮って、自分の表情や手先の動きをチェックしています」と答えた。
櫻坂46といえば、昨年10月に欅坂46から改名し、話題を呼んだ。最後に「櫻坂46に改名してから“変われた”と実感していることは?」と質問された菅井は「グループカラーも一新されました。まだ1stシングルを出しただけですけど、もうすでに今までの自分たちとは違う風になっているんじゃないかなと思います。グループの雰囲気も、カラーと共に明るくなったと思う瞬間がありますし、曲も今までとは違った表情を出していくことができると思います。応援してくださる皆さんにはこれからも楽しみにしてもらえたら」と語った。
※山崎天の崎はたつさきが正式表記。
テキスト:中山洋平