2月28日に開催された『第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER(以下:TGC)』の中で映画『地獄の花園』とのコラボステージが展開。同作に出演する永野芽郁、広瀬アリス、川栄李奈、大島美幸(森三中)、松尾諭、丸山智己、勝村政信、遠藤憲一がステージに登場した。
バカリズムが脚本を手がけた本作は、拳と拳で苛烈な派閥争いを繰り広げるOLの世界を描いたヤンキーコメディ。普通のOLライフに憧れる主人公・田中直子を永野が演じたほか、カリスマヤンキーOL・蘭役を広瀬、上場企業トムスン総務部の“魔王赤城”役を遠藤が務めた。
永野が「寝言こいてんじゃねぇよ、ブス!」、広瀬が「てめえら全員でかかってこいコラ!!」、遠藤が「どうもー、株式会社トムスンの赤城です!」とそれぞれが劇中のセリフを放つと、舞台にはヤンキーOLの衣装を身にまとった8名が登場。イベントの司会を務めたEXITの兼近大樹は「すごい格好ですね! 近未来のチンピラみたいです」とコメントした。
同作について永野は「一見普通に見えるOLたちなんですけど、実は社内で激しい派閥争いが起こっているというストーリーです。ちょっと不思議なコメディ映画ですね」と説明。続けて広瀬は「脚本を初めて読んだ時、めちゃくちゃ面白いと思いました。『血だらけの何々と何々が普通に働いてる』と書いてあって、“そんな脚本ある?”というか(笑)。でもその登場人物が全員OLなんです。そこがすごく面白いと思いました」とコメントした。
営業部を牛耳る“狂犬紫織”役の川栄が「喧嘩とかメンチを切るシーンが多かったんですけど、撮影自体はすごく賑やかでした。特にエンケンさんが見ての通り本当に面白くて、ムードメーカーでした」と撮影を振り返ると、兼近は遠藤について「EXITの最終形態というか。最終的に俺たちもああなっていそう」とコメントし、りんたろー。も「すごいね。X JAPANにも見えるしね」と笑っていた。
最後に永野が「個性豊かなメンツが集まりました。でも映像を見るとかっこよくて、笑いもあり、涙もちょっとあるような作品になっています。こんな時期だからこそ、見ていただきたい作品です!」と視聴者にアピールした。
映画「地獄の花園」は5月より全国ロードショー。なお、 今回の「TGC」は新型コロナウイルス感染拡大の影響および緊急事態宣言の発言を受け、オンライン配信で実施された。
テキスト:中山洋平
写真:野原誠治