「どういう風に運転していたかわからなかったけど、恐怖だったので近寄りたくなかった」
先月22日、首都高湾岸線で危険運転に遭遇したドライバーが当時の恐怖を明かした。
赤色灯をつけて走る3台の車。その車から突然、人が車外へと身を乗り出したのだ。いわゆる「ハコ乗り」。さらによく見ると、左手一本でハンドルを操作しているようにも見える。その後もこの3台は蛇行やあおり運転、危険な追い越しなどを繰り返した。
「ハコ乗り」とは1980年代に暴走グループの間で流行した窓から外に身体を出して乗る危険運転だが、交通事故防止コンサルタントの上西和美氏は「今時まだあるんだというのが率直な感想」と驚いたように切り出すと、危険な“ハコ乗り”暴走について「妨害運転罪の適用になる。今であればあおり運転。万が一、事故を起こして自分が加害者になったときに、裁判で有罪判決が出やすくなるし、刑務所に行く確率も上がっていく」と述べれば、きらり法律事務所の中川みち子弁護士は「今回の行為は安全運転義務に反する。3年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処られる可能性がある」と危険性と違法性を指摘した。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)
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