第一志望の企業が絞れない…“人や文化が合うか”の判断基準にひろゆき氏「客観的データを見るべき」 #アベマ就活特番
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 3月1日から全面解禁となった2022年卒の就職活動。しかし、コロナ禍によって企業の新卒採用枠は縮小。この春卒業予定の大学生を対象とした求人倍率は前年から0.3ポイント低下の1.53倍となり、0.5ポイント低下したリーマンショック後以来、10年ぶりの就職氷河期を迎えている。

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 就職活動に取り組む学生からは「50社受けて全滅…心折れそう」「Fラン文系でES(エントリーシート)全然通らない…」「たくさん受けているうちに何がしたいのかわからなくなった」といった声も。

 そこで今回、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏とテレビ朝日弘中綾香アナウンサーによる『就活お悩み相談室』を開設。就活生から寄せられた「第一志望の企業が決められない」という悩みに2人が答えた。

 松原咲樹さん(筑波大学大学院・修士1年)は、「最終面接直前だけど“ここに行きたい”という会社がない」ことに悩んでいるという。「どこにも行きたくないのではなくて、全部行きたい。各企業にいろいろな魅力があって、その中でどれを一番にするの?っていうことを決められない。私はバカなタイプで嘘がつけないので、『第一志望です』とも言えないし、熱量もそこそこが並んでいる感じ」と話す。

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 松原さんの就職活動の軸は「人が合うかどうかと、自分が事業に対して興味を持っているかどうか」だという。ひろゆき氏は「人が合うかというのは、ベンチャーのような社員10人とかの企業であればいいと思うが、社員100人以上とかだと面接した人とは全然違う人と仕事をするので、想像していたことと違う結果になることがある」「例えば“仲がいい”という文化は、逆に言うとその文化に属せない人は居心地が悪くなる。表に見えているものと、そこから落ちる人。なぜ落ちる人がいるのかも見えないといけないので、一概に世間で言われている“文化”で判断するのもどうかなと思う」と疑問を呈する。

 「なんか、どうしましょう…」と戸惑った様子の松原さんに対し、ひろゆき氏は「なのでいろんな生活ができるかどうか。子どもができた時に、その会社のシステムとして時短で働いている人はいるのかどうかや、中途採用の割合がどれくらいいるのか、何年くらいで辞めていくのかなど客観的なデータを見て、働きやすい会社なのかっていうのを決めたほうがいいと思う」とアドバイスを送った。

 弘中アナも「私もそうだなと思った。東京で働きたいという軸があったので東京がいいとか、福利厚生がちゃんとしてる会社、産休・育休がちゃんとしてる会社がいいとか、明らかに分かる事実をリストアップして、どれが一番自分に合ってるんだろうと考えるのがいいと思う。やっぱり入ってみないと分からないことはたくさんある」と同調した。

ABEMA/『ひろゆき・弘中綾香の就活お悩み相談室』より)

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