就職活動において、企業選びや志望動機にも大きく関わってくる「企業研究」。“就活YouTuber”のしゅんダイアリーが、企業研究を進めるうえで大切なポイントを教えてくれた。
しゅんダイアリーがまず挙げたのは「説明会・ホームページを鵜呑みにするな」。その理由について「“上っ面”のことしか言ってない、本音を言ってない」として、企業説明会やホームページ上では「社員の生の声や、企業の実態は見えてこない」という。
では、どのように企業研究を行えばいいのか。しゅんダイアリーは「おすすめはFacebookを利用したOB訪問」と話す。実際に現場で働く人の声は、企業を知る上で重要な要素の一つ。「InstagramやTwitter、いろんなSNSがあると思うが、就活生より10~30歳上の世代はFacebookを日常的に使っていることが多い」ことから、Facebook経由での連絡がアポイントメントを取り付ける確率を高めるのだという。
そして、OB訪問では「普段の面接や説明会で聞けないことを聞くことが重要」だと話す。「具体的には年収、実際の働き方、どういう人が活躍できるのか。本当に知りたいことを聞いていただきたい」。OBの探し方については、企業の役員名簿や、インタビュー記事などで社員の名前を確認し、Facebookで検索すると見つけやすい」と明かした。
また、注意するべきポイントとして「相手の1時間の価値を認識すること、自分なりのメリットを提示すること」の2つを挙げた。「社員さんも忙しい業務の合間を縫ってせっかく時間を作ったのに、何も返ってこなかったら『もう一回会おう』『応援しよう』と思ってもらえない」。OB訪問の目的の1つは“味方を作ること”とした上で、「メリットをお返ししようという姿勢はとても大事」と語った。
(ABEMA/『どうする?withコロナの就活&働き方』より)