毎週日曜日よる9時~放送中の、ダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEの青春応援バラエティ番組ABEMA『GENERATIONS高校TV』。3月7日の放送回は「アナウンサー科」。テレビ朝日の清水俊輔アナウンサーを講師に迎え、GENEがスポーツ実況に挑戦した。
▶映像:テレ朝・清水俊輔アナのスゴすぎるスポ―ツ生実況にGENERATIONSが大興奮
ワールド・ベースボール・クラシックや世界体操など数々のスポーツ実況や『報道ステーション』のスポーツ担当を務め、アナウンススクールの講師でもある清水アナ。GENEはアナウンサーの基本である発声練習、滑舌練習、ニュース原稿読みを学んだ後、実際の映像実況に挑戦することになった。
トップバッターでフットサルの試合に挑戦した隼は、「ボール蹴ったー蹴ったー!」「キックした、はいはい受け取った。うぇーい」など、見たものをそのまま言うのが精一杯で、アナウンサーらしからぬ言葉が漏れる瞬間も。
決められた実況時間が終わるまで、なんとか繋ごうと奮闘するのがやっとだった隼の後、清水アナがお手本を見せることに。「0-0です。前半が13分を過ぎたところです」という導入から、「かなりプレッシャーをかけてきますが、ここはキーパーに戻す」という途中の描写、そして「キーパーからダイレクト、前線にボールが渡る!」と、戦況の転換場面を素早く察知し、試合の動きとともに実況もスピードアップ。「ヘディングでクリア!これを拾った、どうする?ここでワンツーだ、左足シュート!打った決まったあああ!」という清水アナの声に、メンバーのテンションもMAX。時間や点数をしっかり伝え、状況を整理しながら、盛り上がるところまで声量を持っていくプロの技に、感嘆の声があがった。
続いて隼と同じフットサルの試合の実況に挑戦した涼太は、「さあ後半5分、まだ始まったところですけれども…」と落ち着いて話し始めると、接戦のシーンで「抜いていくのか抜いていくのか」と盛り上げ、ゴールの瞬間には「ゴォーール!入ったー!入ったぁぁぁぁー!!」と声を張り上げるなど、アドバイス通り。しかし、その後リプレイの映像シーンで「ここのワンタッチで抜くのが素晴らしいシュートでした…あ~、うま!」と思わず“素”がぽろり。「一瞬視聴者になっちゃいました」と振り返った涼太に、清水アナは視聴者目線は“有り”だといい、「うまい!」など、言葉を工夫するだけで実況として成り立つとアドバイス。
そして、玲於は水泳の実況。世界水泳女子200メートル平泳ぎで「大きくかく、大きくかく」必死で実況。ただ、日本の渡部香生子選手が2位から1人選手を抜いて1位になる瞬間には「渡部リードする、一歩リードする、残り10メートル、このまま逃げ切りたい!」と力を込め、フィニッシュには「日本の渡部、渡部、渡部ゴーール!」と叫んだ。清水アナによれば、球技とレースものはまた違うとのこと。レース実況の基本は、「とにかく順位や選手の差、残りの距離を伝えること」とアドバイスした。
お手本では、「満員の観衆が見つめています」と、会場の空気感から入り、「日本の渡部香生子、堂々たる登場!手を振っています」「一つ、フッと息を吐きました渡部」と選手の様子も描写。「渡部は画面上から3人目、3レーンを泳いでいます」「現在2番手 先頭は4レーンの選手です」など、視聴者が試合を把握しやすい説明も適宜挟みながら、「抜く」瞬間には「渡部上がってきた!渡部上がってきた!」「残りは25メートル、プールの中央、渡部並んだ!渡部並んだ!」と視聴者を興奮に巻き込んでいく。そして「残りは10メートル、渡部先頭だ、これは頂点が見えた!見えた、やった、渡部、渡部香生子金メダルーー!」とゴールまでそのテンションのまま突っ走った。
清水アナの惹き込まれる実況にGENEも立ち上がり、「すごい!」「盛り上がっちゃうな、やっぱ」と感嘆。同じ水泳の映像に挑戦したメンディーは、3位の選手の名前がわからず言葉を詰まらせる場面もあったが、最後には「いくぞ、いくぞ、いくぞ、最後ここ栄光への架け橋だーー! ゴール!!!!!1位、渡部選手とったー!」と絶叫。清水アナに、「最後の最後で(アテネ五輪の名実況をパクるのはちょっとどうかなっていうところはありますけど」とツッコまれていたが、一生懸命さは評価されていた。
来週は、YouTubeで大人気、虹色侍のずまが登場!即興ソングや名曲のアレンジにGENEが挑戦するレア姿はもちろん、GENEのアノ曲のアレンジに奇跡の感動作が誕生するシーンは見逃せない! 次回『GENERATIONS高校TV』は3月14日よる9時~放送。