映画『トムとジェリー』の日本語吹き替え版完成を記念したプレミアムイベントが3日、都内で行われ、お笑いコンビの霜降り明星の粗品(28)とせいや(28)、女優の飯豊まりえ(23)らが登場した。
【映像】瑛人、トムとジェリーの主題歌「ピース オブ ケーク」を生披露
この映画は、誕生して80年を迎え今もなお、世界中で愛されるアニメ『トムとジェリー』の劇場版で、実写映像とCGアニメーションを組み合わせ、『トムとジェリー』の世界観をコミカルに表現している。
日本語吹き替え版にゲスト声優として出演している霜降り明星は、映画に参加することが決まった時の周囲の反響を明かした。粗品は「いろいろな連絡も来まして、一番震えたのは僕にお金を貸している方から『霜降り明星、トムとジェリー声優決定』という記事の写真が送られてきて、一言『これでもういけるよな?』っていう(連絡が来たこと)が震えました」と思わぬ誤算があったと苦笑。続いて、せいやは「『トムとジェリー』の声優台本をソファーのすぐ分かるところに置いていて、(訪問客からの)『なんですか、これ!?』っていう反応が毎回楽しみで、『あーっ中身見せられへんねん』っていう」と笑いを誘った。
また、一足早く映画を鑑賞した粗品は、実家が飲食店を経営しているからこそ印象に残るシーンがあったという。「ホテルの料理長が(ネズミの)ジェリーが出たって焦るシーン。ミシュランの方がいつ来てもおかしくないって時に『ジェリー大丈夫か?』みたいなシーン、僕も実家が焼肉屋で、働いていて大切なお客様が来るときはできるだけ粗相ないように、(気をつけている)みたいな。一回先輩の学天即の奥田さんっていう人が肉食いに来る時があったんですけれども、結構いつもよりテーブル磨いたりいいお肉出したりして完璧に接客したんですけれども、会計の時に奥田さんが『ちょっと待って、財布ない』って言って、カバン置き引きされまして。最悪でした」。このエピソードに対し、せいやは「何の話やねん!『トムとジェリー』の魅力語れや!」とツッコミを入れた。
イベントの後半には、歌手の瑛人(23)が登場し、日本語吹き替え版の主題歌「ピース オブ ケーク」を生披露した。それを受け飯豊は「歌詞もすごく素敵で、優しさが溢れている人柄が出ているなと思ってすごい素敵でした」と絶賛した。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)