「え?? ダイオウイカ落ちてるんだが…」。そんな言葉と共に投稿されたのは、浜辺に打ち合上げられたダイオウイカと思しき巨大なイカ。投稿者の驚きの行動が、Twitterで話題となっている。
島根県・隠岐の島でソロキャンプをしていた投稿者の「イカニッコ」さんが、その帰りに鳥取県の沿岸で偶然発見したというダイオウイカ。水産関係の仕事をしているというイカニッコさんだが、めったに見かけない巨大なイカに驚きを隠せず、さらに新鮮だったため、捌いて食べることを決意。どんな味がするのか、気になって仕方がなかったという。
まず刺身では、真水でしっかり洗ってもしょっぱさが強く、美味しく食べられず。炙ってみても、しょっぱさは取れなかった。
それでも一部を家に持ち帰り、天日干しで「スルメ」を作ったり、酢で〆て臭みを取り、塩抜きをして焼いてみたりと、あらゆる方法を試したというイカニッコさん。そして、食べた際の様子を撮影した動画では「あっうまい。でも噛めば噛むほど塩化アンモニウムの…奥の方からどんどんにがり成分みたいな」と、“噛めば噛むほど”美味しくならなかったことを明かしている。
イカニッコさんは、巨大な炭袋まで持ち帰ったといい、余すことなくダイオウイカを堪能したようだ。さらには、Twitterで知り合ったダイオウイカの研究をしている大学の先生に冷凍した切り身を提供したところ、DNAサンプルとして使用されることになったという。
この投稿には、4万5千リツイートと、27万を超える「いいね」が寄せられている。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)