3月6日より順次放送中のアニメ「はたらく細胞BLACK」第11話では、主人公・赤血球(CV:榎木淳弥)が過酷な体内環境への不満をぶちまけた。
「はたらく細胞BLACK」は、清水茜氏の漫画「はたらく細胞」を原作としたスピンオフ作品。飲酒や喫煙といった不摂生が招く大人の体の問題に、主人公である赤血球が挑む姿が描かれる。
前回放送された第10話では、赤血球たちが胃潰瘍の進行を止めるために命がけで酸素を運んだ。そんな中、赤血球たちが酸素を運んでいた胃壁が破壊され、赤血球の親友(CV:KENN)が胃酸の海に落下。親友を失った主人公は、ブラック企業さながらの体内環境に嫌気がさしてしまった。赤血球が「もう働きたくない」と“出勤拒否”する場面もあり、ファンからは「絶望が浮かんだ表情が忘れられん…」「マジでブラックすぎる」「ふさぎ込む主人公の赤血球が痛々しい…」などの反響が寄せられた。
第11話「自暴自棄、痛風、反乱。」では、すっかり気力を失った赤血球の前に巨大な細菌が現れた。脳細胞(CV:平川大輔)からの指令を受けた白血球(CV:日笠陽子)たちは、細菌を攻撃するが、なんと細菌だと思っていたものの正体が尿酸だったことが判明。白血球に尿酸が攻撃を受けたことが原因で、痛風を引き起こしてしまった。自暴自棄になった赤血球が「暴飲暴食はやめろ!喫煙もやめろ!睡眠を十分に取れ!」と過酷な体内環境に不満をぶちまける一幕もあり、Twitter上では「本当に申し訳なく思う…」「新米君の言葉は身につまされました」「ホント体をいたわろう」「痛風って体の勘違いだったんだ」「痛風は体の最後の悲鳴ってことか」といったコメントが続出していた。
第11話「自暴自棄、痛風、反乱。」
【あらすじ】
「……僕は……大切にできなかった……」
胃酸の海に落ちていく赤血球(AC1677)のフラッシュバック。友を失ったのは自分のせいだと、赤血球(AA2153)は自暴自棄になっていた。しかしこの身体(せかい)は、ひとりの赤血球が立ち直る猶予など与えてはくれない。
睡眠・運動不足により益々ブラック化の一途をたどる体内に現れたのは、上空を浮遊する、鋭角で無機質な巨大物体。過去に例を見ない、謎の細菌が襲来する――。
(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT