俳優の今井翼(39)が9日、都内で行われたミュージカル『ゴヤ -GOYA-』の製作発表記者会見に出席した。
人生半ばで聴力を失ったスペイン最大の画家であるゴヤの波乱の半生を描いている本作。めまいなどの症状が出るメニエール病で、2018年春から芸能活動を休止していた今井にとっては、今回が復帰作となる。「僕自身が日本の次に愛するスペインを舞台に、世界を代表するゴヤを演じられること、本当にありがたく思っております。僕自身も病を経験し、おかげさまで今を迎えられる喜び、そういったものを感じておりますが、紆余曲折したゴヤの人生を丁寧かつ大胆に、また熱くエネルギッシュに演じていきたいと思っております」と意気込みを語った。
今井は、スペイン語を学んだり親善大使に就任したりと、スペインになじみが深いそうで、劇中でもスペイン発祥の民族舞踊・フラメンコを披露する。「フラメンコっていうのは怒り、喜び、悲しみ、そういったものが体の芯から湧き上がってくる、ダンスではなく、そういう舞踊なんですよね。まさにゴヤの青年時代っていうのはものすごくほとばしった野心を持っている、そういった想いをそこにうまく連動させていきたいと思っています」。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)