ABEMAの人気恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズの最新作『恋とオオカミには騙されない』が絶賛配信中だ。本作では、メンバーの中に最低1人以上潜んでいる、恋をしない嘘つき“オオカミ”の性別が明らかになっていない。シリーズ初のルール変更がなされている上に、序盤からメンバーたちの恋が大きく動き出し、展開の早さも話題を呼んでいる。
そして「オオカミ」シリーズといえば、MC陣の和気あいあいとしたトークも魅力の1つ。なかでも横澤夏子と飯豊まりえは、初期の作品から「オオカミ」メンバーの恋模様を見守り、視聴者目線のコメントで番組を盛り上げてきた。そんな2人にインタビューを行うと、取材現場はまるでガールズトークに花を咲かせる女子会のような雰囲気に。本作ならではの魅力や、3月14日配信の第5話で行われる中間告白の見どころ、ホワイトデーの思い出などについて、ざっくばらんに語ってもらった。
観終わった後、誰かと喋りたい気持ちになる
――収録(第5話)を終えていかがでしたか?
横澤: 今日は特にみんなめちゃくちゃ喋っていました。まりえちゃんなんて「もう止まらない!」ってぐらい。
飯豊: あんまり喋りすぎると(神尾)楓珠くんに引かれちゃうから (笑)。
横澤: 本当に観終わった後、誰かと喋りたい気持ちになるんですよね。
飯豊: 収録の後はスタジオでの予想は一切抜きにして「これこうですよね」「本当はああじゃないですか」みたいな話をしていて。
横澤: スタジオのトークでカットされた部分は、核心をついているからカットされたんじゃないかとか、裏の裏を考えすぎて、スタッフさんすらも信用できなくなっています(笑)。
――出演者側というよりは、視聴者に近い感覚なんですね。お二人は過去のシーズンでもMCを担当されてきましたが、これまでの作品と比較して『恋とオオカミには騙されない』は、どんなところが特徴だと思いますか?
飯豊: 「騙されるかも」って思っていると、自分から行けないじゃないですか。でも今回はオオカミが男女どちらにいるかわからない状態なので、自由に動けていて、ちゃんと恋愛している感じがしますね。いつも中盤ぐらいになると「オオカミくん?」「オオカミちゃん?」みたいな会話がありますけど、今回はそれがなくて、疑っていないんだなと思います。私たちの立場からするといろんな人を疑って、「こうなんじゃないか」って話し合いができるのも楽しいですね。
横澤: 今回は目星がつけられないし、予想の仕方が全然わからない。オオカミが本当に10人いるんじゃないかっていうぐらい、全員疑う気持ちになりますね。あと、今回は女の子がグイグイ行っているイメージ。早く展開を作っているのは女の子な気がしていて。でも実は受け身な男の子の方が怪しいんじゃないかとか、いろんなこと考えすぎて、予想がどんどん変わっちゃう(笑)。まりえちゃんなんて、「絶対女の子にいない!」って言ってたのに次のVTR見たらすぐ「女の子だ!」とか言って(笑)。
飯豊: 何年もやっているのに私たちが全然当てられないっていう(笑)。パーフェクトで当てている人がいたら、現れてほしいです。
横澤「そらが大好きすぎて」飯豊「Takiちゃんに恋されたい」
――個人的に注目しているメンバーを教えてください。
横澤: 私はもう、そら(井上想良)が大好きすぎて!すっごいかっこよくて、今までずっとモテてきたと思うんですけど、Takiちゃんの攻撃に「もうやめてくれよ」ってめちゃくちゃ照れまくっていたんですよ。「免疫ないの?」って顔に書いてあるくらい照れている感じが「うわーめっちゃ恋に落ちているんじゃない?」って思って。そういうところ好きだなって思いますね。
飯豊: つな(綱啓永)くんとあおい(川口葵)ちゃんはくっつけばいいのになって勝手に思っています。あの2人を見ていると、お互いが好きな人に気を使い合っていて、一緒にいると楽しいし安心するんだろうなって思うんですよね。
――「オオカミ」シリーズは恋をしたくなるような、胸キュンシーンも見どころの1つだと思いますが、今回特にテンションが上がったシーンはありましたか?
飯豊: 絶対Takiちゃん!そらくんに英語で言った「私はあなたの笑顔にやられた」。あれ最高!やりたくてもできないですよ。
――あのシーンはスタジオでも大盛り上がりで、横澤さんは泣いていらっしゃいましたよね。
横澤: きれいすぎて涙が出ることなかったので、「何これ」っていうぐらい衝撃でした。日本語をまだ勉強中で、うまい日本語を使いたくても使えないから「英語で言うね」って言った時のストレートさ。すごく純粋に表現していて、胸を打たれましたね。
飯豊: 日本語が重く聞こえるんですよね。中間告白の告白もすごく良くて。Takiちゃんに恋されたいなって思いました。
横澤: あれは生まれながらにして持った才能だよね。
飯豊: めっちゃかわいかったです。
横澤: あと私、あれも好きなのよ!つなとそらとあおいちゃんのボウリングデート。自分を賞品にして男たちが戦うという、一番憧れのシチュエーション!「もうケンカをやめて!」っていう直前じゃないですか!
飯豊: 親友同士でドラマみたいでしたよね。「あおいと喋りたいからストライクとる」とかもう最高!
横澤: そう!そういうワードをつなは言ってくれるんですよ。
――今回は王道のシチュエーションが多い印象ですよね。
横澤: ちょっと今回の恋愛、アプローチがレトロっぽいというか。次世代なんですけど、ちょっとレトロな昭和感が漂っていて、いいなって思いますね。
飯豊: 恋愛いいなって思いましたし、これからオオカミがわかったら「こういうのに気をつけよう」って勉強になりますよね。
横澤: 本当にそう。でもきっとまた次回作では見抜けないんですけどね(笑)。
飯豊「ずっと待ってました!(笑)」ホワイトデーのお返しを呼びかけ!?
――中間告白が行われる第5話の配信日が3月14日ということで、ホワイトデーにまつわる思い出があれば教えてください。
横澤: 高校生の時に好きな子にバレンタインあげて、ホワイトデーに返ってきたのがコンビニで売っていそうな200円ぐらいのチョコだったんですけど、「昨日お姉ちゃんと一緒にUFOキャッチャーで2000円かけてとったんだ」って言われたの!頑張ってとってくれたことが嬉しくて。「2000円かけてくれたの?ウソでしょ?」って思って。
飯豊: 最高!
横澤: しかも「お姉ちゃんに何て言ったの?これとったら夏子にあげるってお姉ちゃんに言った?公認?」ってすごい勝手に1人で盛り上がって、絶対脈ありだと思っていましたけど、フラれました(苦笑)。
――飯豊さんはいかがですか?
飯豊: 私、本命に対してのホワイトデー、もらったこと人生で1回もないんですよ。
横澤: 何で!?
飯豊: わかんない。私が好きになる人はみんなホワイトデー忘れてるんですよ!
横澤: じゃあ今返してくれてもいいよね(笑)。
飯豊: 記事見た方、ずっと待ってます!(笑)。あっ、1個エピソードありました!高校生の時に、勉強教えてくれた子にバレンタインあげたことがあって。5年後、その子と再会して「あの時返せなかったってずっと思っていたんだよね」って言われたんですけど、その日、ホワイトデーだったんですよ!
一同: きゃ~!
飯豊: だけど、もらえなかった(笑)。
横澤: 何でよ!何でなのよ!
飯豊: その時は同窓会みたいな感じだったんですけど、みんなから「今すぐコンビニで買ってこい!」ってツッコまれていました(笑)。そこでくれたら仲良くなろうって思ったかもしれないですけど、その後一切連絡とらなかったですね。でも「忘れてはいないよ、嬉しかったよ」っていうのを5年越しで聞いて、ちょっとロマンチックな感じでした。
『恋オオカミ』中間告白は重厚な展開に?
――それでは最後にメンバーの恋の矢印が分かる中間告白の見どころをお願いします。
飯豊: 中間告白は本当びっくりしました。あの時の決断、言葉が全てではないかもしれないなとは思いつつ、迷っている人たちもいっぱいいるから、優しい目で観てほしいです。みんな悩んで悩んで悩んで決断した、そこには絶対理由がある、みたいな感じがしました。
横澤: 今回、中間告白なのに「好き」の度合いが重いというか。
飯豊: 本当に好きすぎて、不安だけど勇気を振り絞って、みたいな。
横澤: いろんな物語が詰まっていましたね。あと、今回は男女どちらから告白するのかもわからないので、それもまた見どころですね。
飯豊: もちろんテンション上がった告白もめっちゃありましたよ。1回イヤホンとれましたもん(笑)。
横澤: テンション上がりすぎてね(笑)。
――中間告白の回をを観るのがますます楽しみになりました!本日は楽しいお話をありがとうございました。
『恋とオオカミには騙されない』中間告白の第5話は3月14日(日)よる10時よりABEMAにて放送。なお第1話から第4話まではABEMAビデオにて無料配信中だ。
テキスト・インタビュー:水野梨香
撮影:Mayuko Yamaguchi
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