東日本大震災から10年となる3月11日、AKB48グループの国内6グループがオンラインで集い、「東日本大震災復興支援配信~誰かのためにプロジェクト2021~」を行った。
この日は復興支援特別公演も行い、被災地のファンに歌声を届けた。メンバーの一人、峯岸みなみ(28)は「やっぱりどうしても時を重ねると、少しずつ記憶が『ぼんやり』としていってしまうのがすごく『もどかしい』なと思う」と心境を明かした。続けて、「今日みたいにみんなで一緒に振り返ったり、改めて考える機会をもらえて、すごくありがたいなと思います。今まで出会ってきた人これから会う人に感謝を込めて、今日を過ごしたいと思います」と震災への想いを語った。
また、第1回目の被災地訪問から活動に参加し続けているという柏木由紀(29)は、「(被災地に)行くのが正解なのか?どうなんだろう?とすごく不安を抱えながら、6人のメンバーと行ったのを覚えていて…。(でも)来てくださったみなさんが本当に温かく、むしろ熱いくらいの熱量で迎えてくださって、1回目に行った時に、この活動を出来てよかったな。絶対に続けるべきだなと行ってみて、すごく思ったのを今でも覚えています」と、震災から2カ月して初めて現地を訪れた時のことを振り返った。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)